雪国の"オモテナシロード" 藁でできた筵(むしろ)で滑りにくい道をつくる
寒冷地では昔ながらの石でできた階段や坂道は特に滑りやすく転倒の恐れがあります。水を含んだ雪は足を取られやすかったり、更に雪が降り積もると溶けにくくなります。
筵(こも・むしろ)は藁でできた簡単な汎用な農業グッズなのですが、道に敷いたりすることでこれらの雪国のトラブルがまるっと解決します。
作業風景がこちら。
雪国の"オモテナシロード"
僕らはコレを「雪国の"オモテナシロード"」と名付けて玄関先や敷地内の道中で利用します。郵便局のお兄さんやゲストハウスのお客さんと年始からいらっしゃるので祖父の代はこの階段で転ぶヒトが後をたちませんでした。
道路際なのでこどもが飛び出すと危ないのもあるので大変です。
ホームセンターでも売っている
1.5mや3mなど長さはバラバラですが、いずれも雪の降る地域のホームセンターで売られています。1.5mほどならだいたい一つ¥300台で売っています。
米農家さんが知り合いにいるなら藁を譲ってもらって自分で作ることも可能です。藁は万能なのでいくら合っても損はしません。
藁はサスティナブルな素材
紐を作ってもいいですし、こも・むしろは木に巻いたりもできます。今回のようにワンシーズン使ったらボロボロになるので、畑をやる場合は肥料にもなります。BBQで藁焼きをしてもいいかもしれませんね。
田舎に暮らし始めると色々と気付きが多くて、冷え込む冬もなんだか新鮮な気持ちになれます。
家にこもってばかりじゃなくてこういった作業に外に出るのも運動になって良いです。@norinity1103でした。
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