私は社交的な一匹狼
私は外交的(Extrovert)でもあり、内向的(Introvert)でもある。
巷で有名なMBTI性格診断ではだいたい、Extrovertの要素がある ENFP か、Introvertの要素がある INFP のどちらかに分類される。
だいたい50%前後で推移する内向と外向の割合。
私は、EとIのはざまで、自分がどういう人なのか考え続けてる。
私のことを昔から知る友人は、小学校の頃の私を「一匹狼」と表現する。
確かにそうだ。小学生にしては珍しく、どのグループにも属さず、昼休みには自分がしたいこと(読書とかお絵描き)を黙々とするタイプだった。
一方で、人前に立って発表したり、児童会のようなもので会長を務めたり、運動会でリーダーになったり、課外活動にも積極的だったし、クラスでも社交的なほうであったように思う。
(そのせいか、特定のグループから外された子が私の元へおしゃべりにくるということも多々あった)
大学のサークル活動でもそうだった。
友達と約束するでもなく1人でサークルに行き、ただただサークルを楽しむ。
一方で、先輩同級生後輩、話したことない人はいなかったし、はじめましての子には自分から積極的に話しかけに行っていた。
でも、それ以上でもそれ以下でもないのだ。
サークル以外で遊びに行った子たちなんて、片手で数えるほどしかいない。
いわば、社交的な一匹狼だ。
私は社交的で誰とでも話すけど、他人と友達の境界線は濃く、そして何より自分の時間が必要な人なのだ。
ありがたいことに、これまでこの性格を嫌だと思ったことはない。
人間関係のゴタゴタに巻き込まれて苦労したことはないし、連絡をとりあう友達がそれなりにいて、親友と呼べる友達もいるから。
ただ、もしかしたら偶然の出会いから生まれる数多のチャンスを逃しているのでは?と疑ったり、社交的なだけでそこから交流を拡げられない自分を恥ずかしくも虚しくも感じることはたまにある。
それでも、私は今、人と接する上で自分が1番心地いいと感じる生き方をしていて、不自由はしていなくて、自分の生き方を程よく楽しんでいる感覚がある。
EでもありIでもある社交的な一匹狼は、今日も自分のペースで、自分が思ったように、ゆっくりゆっくり生きて行く。
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