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体性神経について

末梢神経系には自律神経系と体性神経系の2つに区分されます。

体性神経とは骨格筋をコントロールする神経です。

脳(中枢神経)から出た指令を元に手を動かしたり逆に熱いものを触った時に「熱いから危ない!」と」てを引っ込める時に働いたりします。

体性神経は心の影響を受けやすく嬉しいという感情は顔を笑顔にし、イライラすると眉間にシワがより身体に力が入ったりします。


顔面筋の交差支配と両側性支配について


末梢器官は交差支配を受けていて右目で見た情報は左運動野(左脳)で左目で見た情報は右運動野(右脳)で処理されるという話は一度は聞いた事があると思います。

この神経支配は顔面筋において上側と下側で異なります。

下半分(口元など)はこの交差支配に影響があり脳卒中などで右脳に影響が出た場合は左側の口元の変形(垂れ下がるなど)が見られてりします。

逆に上半分(眼元など)は両側性支配といい右左合わせてバランスを取ったりします。
ウインクが苦手な人がいるのもこの影響です。
両側性支配の影響により脳に影響が出ても瞬きは正常に行われる可能性もあるため脳性麻痺などの診断は目元より口元で判断されることが多く見られます。

眼球運動

眼球運動には追従眼球運動とサッケード眼球運動があります。

追従眼球運動はゆっくりと対象物を眼で追う運動です。

逆にサッケード眼球運動は対象物から対象物への高速に動くものを捉える運動です。

この二つの運動では眼電図からしても全く異なる電位反応になっていてアスリートや幼少期の運動としてはどちらの反応の練習も必要とされています。

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