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音楽と映画。私のためになるエンタメ

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音楽や映画、ドラマ、小説、お笑いなど、私のしがない生活を彩るエンタメのことを。
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#お笑い

年末にお笑い番組を見て、敏腕プロデューサー気分で、勝手にあれこれ考えたりしたことを。

昭和生まれのお笑い大好きTVっ子の大阪人たちの間では、年末と言えば、「月亭八方のよしもと楽屋ニュース」(今は今田耕司と八方が司会)のスペシャルと、「オールザッツ漫才」を見てああだこうだ言うのが常なのだが、知らない人は今日は置いていくとして。 この辺の話を毎年、年末になるとしめちゃんを含めた地元界隈で語り合っているくらい、よしもとクリエイティブ・エージェンシーがファミリーだと思っている人たちとの共通の見解があったりする。 「楽屋ニュース」という番組は、テレビ朝日系列でナイト

M-1かインド映画か。悩みながらみかんを食べる。M-1は、もちろん録画はするが、必ずリアルタイムで見てきた人生。しかし、インド映画「David」は今日を逃すと見られないやつ。時間はドンピシャで重なっている。ああ。笑いに背を向けていいのか、インドを逃すのか。みかん占いで決めるか。

まったくどうなってんの、が鳴り止んだ時

まったくどうなってんの、ということがよく起こるコロナ禍なう。 医療従事者がワクチン最優先のはずが、1割位にしかいきわたっていない中での高齢者のワクチン接種スタート。 我が職場で働く高齢者でもある看護師さんたちが、どちらでワクチンを受けたらいいのか相談に来られて、色々行政に問い合わせてみると、医療従事者として受けるよりも高齢者として受けた方が早いからそっちで受けてくださいとの見解。なんじゃそりゃ。それ打つの看護師さん達なんですけど。 で、どこに申し込むんですか?といった疑問に

静岡旅の夜のよもやま話 【静岡旅4.5】

夜の三保の松原でのよもやま話をいくつか。 ①羽衣伝説についてあれこれ日が暮れた頃、晩ご飯を食べにレンタサイクルで清水駅付近まで行こうと思い、自転車を走らせた。 しみずマリンロードという名前らしく、走りやすかった。 橋に天女がいた。 天女が天からやってきて、松に羽衣をかけて海でちゃぷちゃぷやってたら、羽衣を隠されて天に帰れなくなったからその辺の男とくっついたという昔話を子供の頃に読んだことがある。 こういう伝説は日本、いや世界のあちこちにある。 大学で心理学者ユングの「集

ネガティブを潰すのはポジティブじゃなくて没頭

タイトルはオードリー若林正恭氏の名言です。 私はダウンタウンを見て育ち、吉本の二丁目劇場に通い、大阪のお笑い番組ばかりを好んで見て生きてきた、絵に描いたような昭和の大阪の女なのだが、今はめっきり有吉やオードリー若林を贔屓にしている。 色々とアップデートできないで取り残されつつあるかつての笑いのカリスマ松ちゃんと(笑い以外は知識の浅さが露呈されて、だけど誰も言えなくて裸の王様になっててこっちが泣けてくる時がある)、ジジイ化して衰えたことで面白みが100倍のボケになってきている浜

有吉は優しい

有吉は優しい。 常々私はそう思っている。 いわゆる毒舌と呼ばれ、きついことを言っているようだけど、笑って許される器用さと愛らしさがある。 そして有吉は弱者には優しい。 お笑いを真面目にやっている芸人に対しては先輩後輩関係なくリスペクトがきっちりとある。 笑いに対して汚い奴のことは先輩後輩関係なく見下してそうな気もする。 頑張る若手にうまく助け舟を出してやる有吉の、見過ごされがちなパスを見つけるのが私は好きだ。 細かいエピソードを有吉だけが覚えているということがよくある。大

若林の無地noteとブラックマヨネーズ

オードリーの若林正恭氏がnoteを始めた。 のぞいてみると、月額1000円という私にとってはかなりの高額だった。有料のnoteを買ったことはないので、正直最初はがっかりした。 有料と言えば、キナリ杯竹内受賞以降、時々、私のnoteごときに投げ銭して下さる方々が現れた。この場で改めて御礼申し上げます。ありがとうございます!あと、時々私の竹内(変な言い方)とか他のnoteを、ご自身のnoteに取り上げてくださる方々もおられ、うれしはずかし昼下がりです。 で、若林氏に戻るけど、

岡村と矢部と私のもやもや

岡村の言葉を批判している人たち。 全員に差別意識、偏見はある。 私は自覚もしくは無自覚で誰かを差別している人間にしか出会ったことがない。 もしもアイドルがお金に困ってヌード写真集を出すことになったらめちゃくちゃ歓迎され売れるのではないか。 他人の貧困をあからさまに楽しみに思う人間は人としてとても下劣でとても残念な人間だが、それ以上でもそれ以下でもない。 そんなんだからモテない、女を下に見ている、50になろう男が結婚できないのはやっぱり人間性に問題があるからだ、といった、とても