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大担推理「邪馬台国」

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魏志倭人伝を単純比較思考で読み説いていきます。忘れられがちな、学術的根拠の薄い単純な発想を比較、検討する事で邪馬台国時代の謎を解き明かしていきたいと思います。
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#奴国

大胆推理「邪馬台国」

大胆推理「邪馬台国」

❍みなさま、初めましてのりくろーと申します。今回、私は素人でありながら、魏志倭人伝に興味を持ってしまいました。

そして、いろいろと自分なりに考えた結果、学者の方々では思いもつかないであろう発想が、どんどん浮かんできました。

もちろん、学者の方々の様に、さまざまな書物にあたって研究したわけではありません。ごくわずかな本を読んだにすぎません。ほとんどフィクションに近いとも思われます。

素人として

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8、奴国って実はすごい国?

8、奴国って実はすごい国?

❍倭国の中で最初に中国との交易を行った国今回の考え方では、奴国の中心地は吉野ヶ里遺跡だったと考えています。それでは、奴国はどのような国だったのでしょうか。

奴国に関して、後漢書東夷伝(432年)の中に、次の様な記述があります。

建武中元ニ年倭奴国奉貢朝賀使人自稱大夫 倭國之極南界也 光武賜以印綬

「建武中元二年(57年)、倭奴国、貢を奉じて朝賀す、使人自ら大夫と自称する、倭国の極南の界にあり

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10、倭国と奴国、名前に隠された意味あい

10、倭国と奴国、名前に隠された意味あい

❍またしてもこれまで、魏志倭人伝の解釈において、通説とは異なり、学術的には非常識とも思われるような事を書いてきました。またしても、そのような事が思い浮かんだので書いてみたいと思います。

❍一般的な事実北部九州は地理的にも、考古学的な発見においても、弥生文化が最も早く、最も栄えた地域であることがわかっています。

弥生文化は中国大陸の影響により発達した文化です。北部九州が日本で、最も大陸に近く、通

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