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ひとが花を贈る理由。
「永遠」という言葉を聞くと、恋人•夫婦関係、時間や人生を思い浮かべるのではないでしょうか。
"人生って短い"とか、"この幸せがずっと続けばいいのに"なんて考えて、ふと切なくなったりもしますよね。
•"永久不変"はない。
人はいつか死ぬ生き物だし、どんなにうまくいっていても、結婚していたとしても、その関係がずっと続くかは誰にもわかりません。
友達や家族その他の人間関係、仕事においても同じで、誰にとっても平等に未来は不確定です。
「この人は絶対この先も安泰だ」と思える人が周りにいたとしても、厳密には"今は"この先も確定しているように見えている“ というだけです。
「そんな悲しくなること言うなよ」と思われてしまうかも知れませんが、
そんな私のちょっとした人生観を紹介させて頂ければと思います。
•"終わり"が与えてくれるもの。
人生の規模で考えると実感が湧きづらいので、わかりやすい例をあげます。
例えば仕事で、
1.「締め切りが今週中のタスク」
2.「出来上がり次第で締め切りは任意のタスク」
の二つが今手元にあるとしたら、間違いなく大半の人が1の方に全力で取り組みますよね。
つまり人は単純に、終わりがあるほうが頑張れるということです。
•私が小さな「悟り」を得たきっかけ。
確かアメリカかどこかの、ある恋愛カウンセラーのインタビュー動画だったと思います。
ある女性の相談内容は、「パートナーとの関係に終わりが来るのでないかと、常になんとなく不安で辛い」という悩みでした。
それに対する彼の答えは、
「もしその関係が永久だと決められていたとしたら、誰も恋人に花なんて贈らないよ。」
この言葉を聞いた時、ふっと心が軽くなったのを覚えています。
人間は何故か先の見えない不安に取り憑かれてしまいがちですが、
先がどうなるか分からないからこそ、お互いに関係を維持するための努力が出来るということですね。
•まとめ
人生には限りがあります。
ただそれは本来悲観するべきことではなくて、人間が頑張れるようにある"締め切り"みたいなものなのかな、なんて思ったりします。
私たちが忘れてはならないのは、限られた時間だからこそ大切な人といられる一日にとても価値があるということ。
周りの人達と明日もこの先も一緒に居られるように、
感謝や愛情を込めた"花“を日々贈りましょうね。
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