起業した人へー自己肯定と自己否定ー
「自己肯定と自己否定」両方とも大切です。
1.自己肯定
起業は、挑戦の繰り返しです。起業家は、変化を起こす人です。追い風もあれば、逆風もあります。何をやっても、何かがかえってきます。「世間様」は良くも悪くも、そういうものです。
いままで、「仲間」だと思っていた人が、離れていったり、なかには攻撃されたりもします。逆に、いままで冷たいと思っていた人が、思わぬところで助けてくれたりもします。「世間様」は良くも悪くも、そういうものなのです。人の痛みや温かさが、一層沁みてくるものです。
だからこそ、ぶれない信念が要で、自己を信じる力が大切です。自己を信じるためには、その確かな裏付け(努力)が必要です。実を積み重ねていくことで、証ていくことになります。
2.自己否定
経営者になると、忠告を得にくくなります。側近や仲間に、批判忠告をしてくれる人がいる場合は、幸運です。多くの場合、他者からの批判忠告を得る機会は減少してくるでしょう。
だからこそ、正しい自己否定能力が問われてくるのです。
経営者にとって、自己肯定と自己否定は、両者とも欠かせない能力です。
村上紀子
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