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良いリーダーの軌道修正力

良いリーダーは、目的を達成し、結果を出す人です。同時に、過程も重視します。目的を達成するための手段を選定し、最善の状況を創出することを怠りません。適所で判断し、選んだ手段をも柔軟に変更していく、軌道修正力が備わっています。

軌道修正力を発揮する主な3つのタイミングについて
1. 外部環境に変化が生じたとき・変化予測されるとき
 政治・経済・社会的情勢、取引先の異変、制約条件の付加など
2. 内部環境に変化が生じたとき・変化予測されるとき
 資源状況の変化(経済的、物質的、技術的、人的)、制約条件の付加など
3. 計画通りの成果が出ていないとき・予測されるとき
   
常に状況を見守り、先を予測する人です。異変の大小を問わず、ていねいに検討する人です。だから、チームメンバーのふと見せる表情をも、気にかけるのだと思います。

検討後、計画変更が必要と判断したら速やかにやり方を変える、または潔く止める。そして、求められる説明を丁寧に行います。

良いリーダーは軌道修正力と、潔い決断力を備えている人ですね。
そのためには、日ごろから必要な情報収集、内外問わず人との連携・協働体制を築く、そして繊細な洞察力を磨いているのだと。一方、潔い決断力を有している人は、大らか(に見える)な印象に感じます。

繊細かつ大胆、緩急を備えている人、カッコいいですね。

村上紀子


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