今日の英語、Performance Development Reviews (PDR)とは
私の勤務する会社では、年に3回PDRというのもがあります。
Performance Development Reviews
私の働く会社での例ですが、まずは、会社で取り決めたフォームを事前に記入し、年の始めに自分のKPI( key performance indicator)を上司と決めます。
それにともなって、年に2回、上司とフォローアップのミーティングがあります。つまり、1回目は上司とKPIを設定、2回目は半年後、それがどのように進んでいるか反省・レビュー、最後は1年振り返ってどうだったか、というもの。
上司とのセッションは毎回1時間ぐらい。仕事内容、人間関係ついてだけでなく、私の不安や意見も聞いてもらえる場になります。そして、上司からは、建設的なアドバイス・フィードバックが与えられ、ここをもっとこのようにしたらいいのでは、という感じで、進められます。
一見、和気あいあいとした雰囲気で進められる感のあるこのPDRですが、結構プレッシャーにもなります。というのも、各項目で1から5までで点数化され、総合点が出るのです。
私は今までないですが、1や2をもらってしまうと、かなり挽回していかないとリストラ対象になりやすい、という理解です。
先日、その1年を振り返った2019年のまとめのPDRがありました。
実は、昨年の春、私達のチームはリストラにあい、同僚が3名首になっています。そのときの上司もリストラになっており、私は、なんとか残ったものの、いなくなった同僚の仕事は私に回され、しかも新しい上司が来ました。それ以降、昨年は本当にストレスが多く、また大変な毎日でした。
上司が変わると私のKPIも変わります。会社のCEOが変わると会社自体の目指す先や戦略などもガラッと変わってしまうことがありますよね。それと似ていて、前の上司と今の上司は、性格も違えば、人の扱い方も違うし、物事の進め方や戦略も、まったく違いました。
正直、今の上司が苦手です。
実は、こんな背景もあって、最近、真剣に、この会社員の仕事を辞めて、日本語教師フルタイム復活を考えるようになりました。
そんな思いはこのnoteに書いています。
さて、今回のPDRの結果は、私の満足の行く結果ではありませんでした。いろいろなフィードバックをもらったのですが、褒められなかった!
私はアメとムチのバランスというか、できれば、おだてられ褒められると、めっちゃもっとがんばってしまうような単純な人間です。前の上司はその辺りが上手で、私を気持ちよく褒めて、なおかつ厳しいことも行ってくれました。今の上司の場合は、アメの部分がなく、ずっとムチ、なんです。
イギリスの会社で有能な同僚の人たちと仕事ができることには、ものすごく感謝しているし、未経験ながらも経験を積んでいき、それなりの成果が出せる、認められる立場になってきました。そういう、なかなかできない経験が毎日得られているとは思っています。そして、もちろん、与えられた仕事は100%全うしています。
でも、この仕事が好きか、と問われると「いいえ」と答えるでしょう。
たぶん、これを読まれた方の中には、嫌な上司から逃げている甘いと言われそうですね。でも嫌なら逃げたっていいんですよ。私が言いたいのは、このままいやいや仕事を続けるよりは、自分のやりたいことを追求するべきではないのか、そのほうが幸福度が上がるのではないか、というところです。
40代後半の今、自分がこれから(100歳)までどう生きたいか、もう一度、いろいろ考えないといけないな、と思うPDRでした。仕事を辞めて、100%フルタイム日本語教師に戻る、ことも視野に入れて、いろいろ準備していこう、と思っています。
よろしければサポートお願いいたします。これからも、海外生活・国際結婚・日本語教師・ビジネス英語・スペイン語・韓国語・エスペラント語など、いろいろなトピックで役に立つ情報を発信します。