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今すぐやめよう、7つの語学学習の悪い習慣

日本で暮らし働いている、在日ニューヨーカーのKemushichanロレッタさんのYoutubeチャンネル。

日本語と英語で発信しているのビデオの中で、

「How I Learn Japanese/Study Habits We’re Ditching in 2017」

という内容が面白く、英語などの語学学習をしている人に役立つことなので、まとめました。

注:個人的な解釈をかなり入れてまとめています。

彼女自身が日本語を勉強して、こんな勉強習慣はよくない・やめようと決めたことが7つ。

英語を勉強している人、私のように韓国語やスペイン語を学んでいる人、すべての外国語学習に当てはまります。

1.会話の練習をしないこと

語学の勉強をするときに、どれだけ上達したかって、やっぱり「その言語をどれだけ話せるか」じゃないですか。

日本人の大半がおちいる、学校のカリキュラムの中で、英語を長年勉強していても英語が話せない、のは会話の練習が足りないからですよね。

彼女は、フレーズをリハーサルしようと言っています。よく使いそうなフレーズを毎朝出かける前に練習してみる、一人で声に出してみる。

学んでいる外国語で独り言を声に出してつぶやくといい、とよく言われていますが、これはよく似ている方法ですね。

話す、とにかく声に出す、です!

2.詰め込み学習 

試験勉強や資格のため、ひたすら単語だけ覚える、とかでしょうか。

短期間に暗記として覚えても、すぐ忘れます。

長期的に少しずつ覚える、繰り返し復習する、という習慣のほうが大切。

短期間にめいっぱい詰め込むと、勉強じたいにあきたり、嫌になったりもしますから、詰め込み学習はだめ。

3.いらないテキスト・教材・本などを買いすぎること

これって、私です・・・。グサッと胸にささりました。

ついつい他の人がすすめる本や参考書などを買っています。

気づくと使っていない本の山。そして最後まで読み切れていない、勉強しきれていない本だけが増えていく!

彼女は、本やアプリなど、たくさんのことに手をつける・または買ってしまうだけでは、あなたの日本語はうまくならない、と言っています。ごもっとも!

何を今学ぶ必要があるか。

何をゴールとしているかによって、買うべきものが違うはずなので、むやみやたらにいろいろなものを買うのはやめましょう。

4.漢字の読み方にハマること

日本語を学ぶ人にとっては、目にするすべての漢字を、その都度、全部理解しようとするのはよくない、と言っています。

これ、あなたもやっていませんか。

例えば、洋書を読む多読。一字一句、小説に出てきた単語を調べていませんか。

それって多読じゃないです。それでは、楽しめないし、苦痛でしかない。

必要なときに、その語句を覚えればいいわけで、すべてを最初から完璧に理解しようと思う必要はないのです。


5.ネットやスマホの学習アプリなどを使いすぎること

これも、私のことだ!グサッ!

スマホのアプリなど、たくさんのオンラインで使える教材がたくさんあります。

私は、Duolingoでスペイン語とエスペラント語コースをやりました。

今は、有料サービスの Lingodeerで韓国語のコースをとっています。

確かに面白いシステムで、学習意欲がわくようなコースなんですが、オンラインでの学習って、見てるだけの学習、クリックだけしているで、Passive learning(パッシブラーニング、受け身的な学習)なんです。

つまりは、実際に話したり書いたりしていないので、頭に残ることが少ない。 

これらのアプリは役に立つけど、メインとしての教材にはなりえないし、それだけであなたのゴールは達成しない、ということです。

6.いらない日本語を学ぶこと

これも、さっきの漢字の話に似ていますが、自分に必要のない日本語をすぐに覚えなくてもいい、と彼女は言っています。

私たち日本人(ネイティブ)が、すべての漢字や言葉を知っているわけではないですよね。

日常の生活の中では、限られた語彙だけなんです。

そこで、自分の興味のあること、生活や仕事に関係があることの、語彙やフレーズから学習していこうと提案しています。

私の外国語学習でも大切なことだなあと思いました。最初からすべてのトピックについて知る必要はないんです。


7.まちがった方法で勉強する

最後は、総まとめ。

結局は、まちがった方法や教材で勉強すると、それだけ、ゴール達成に時間がかかります。遠回りになってしまう。

たとえば、会話や話すことが上手になりたいのに、教科書だけで勉強していては、話すことは上達しない。

この場合、話す機会を作らなければいけない。

書くことを上手になりたいのなら、日記を書くとか、実際に書かないといけない。

読むことをもっとしたいのなら、もっと本を読むことに時間をかければいい。

つまりは、あなたのターゲットに合わせた勉強方法が大切ということです

どうでしょうか。私は自分自身の勉強方法や習慣を見直すよい機会になりました。

Lingodeerでたくさん新しい韓国語の単語を覚えたつもりでいたけど、実際に書こうと思ったら書けないことが多い!

それは書くという作業をしていないからですね。パッシブラーニングやってました、反省!

それでは、今日も楽しく語学学習をしていきましょう!

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