オンライン日本語教師の価格破壊

皆さん、こんにちは。

今日は、noteでフォローさせてもらっている、日本語教師Tomomi先生の以下の内容について、自分の意見を書きます。

Tomomi先生は、これからのコロナで日本語教師の世界はどうなるかと言うことで、3つの点を紹介しています。

フリーランス日本語教師は2極化する。

フリーランス日本語教師として生き残るには、信頼を得る力が必要。

継承語として日本語はニーズがなくならない。

私は全くその通りだと思っているんですね。そして私の思いをコメントで書かせてもらったんです。

フリーランス日本語教師は2極化

これはすでに起きています。

激安先生の誕生で、価格競争に巻き込まれ、値段を下げないと生徒が集まらない教師。それとは反対で、この先生がいい・高くてもレッスンを受けたいと、生徒に選ばれていく先生。

私はitalkiで日本語を教えています。

italkiの良いところは、コミュニティーティーチャーとプロフェッショナルティーチャーの2つの先生のタイプがいるんですね。

私はプロフェッショナルティーチャーで、資格を持っており、それを提出して承認を受けています。

コミュニティーティーチャーの場合は、そういう資格がなくても、例えば、語学が好きだから、英語ができるから、アルバイト的に日本語を教えようというような先生なんですね。

生徒さんにとっては、ありがたいシステムなんです。私は以前、スペイン語を勉強していた時に、プロフェッショナルの先生とコミュニティーの先生を使っていました。

使い分けていたんですね。

実際に私の生徒さんも、プロの私から学びたい事と、会話だけ簡単に話したいからコミュニティーの先生を利用する、と使い分けている生徒さんがたくさんいます。

両方選べるのがいいんです。

でもですね、コミュニティー先生の価格は、とんでもなく安いです。コンビニでアルバイトする方が儲かるんじゃないかと言うほどの安さで教えてる先生がいっぱいいるんですね。しかもレビューもよく、数多くの生徒さんを抱えている方も多いです。

さらには、プロの方でも、同じような価格帯で安く教えられている先生がたくさんいます！

そこへ、プロとして新規参入していくとなると、本当に競争があるんですね。

あとオンラインでは、その先生がどこに住んでいるかも影響してきます。

私はイギリスです。イギリスの物価は日本以上に高いです。

ですからレートを上げざるをえません。そしてitalkiが取るコミッション、またPayPal支払いなので、もろもろの手数料がかかってきますね。

つまり、価格はそんなに安くできないんです。

と言ってもitalkiの中では、私は真ん中の価格帯です。高すぎず安すぎず、ちょうど真ん中。

実は先月値段を上げたばかりなんです。残念ながら、何人かの生徒さんはいなくなりました。それを覚悟した上で、値段を少しだけ、あげたんです。

でも大体の生徒さんは「大丈夫です。Noriko先生はそれに見合った授業してると思うので、私は全然構いません」と言うポジティブな反応をもらっていました。

それでも、プレッシャーはいつもあります。だって、安い先生だって内容のよいすばらしいレッスンをしているからです。

これから始められる先生に言いたいのは、自分の価格を安くしないでほしいということです。

自分の授業に自信を持って、そして今まで一生懸命勉強してきたことを教えるわけですから、そんなに安く自分を見積もらないでほしいなって思うんです。

生き残るには信頼を得る力を

本当にそうです。

ですから、多くの日本語教師のみなさんが、第2、第3のチャンネルとして、SNS、YouTubeに力を入れているんですよね。

私の場合はPodcastです。

Podcastは今のところ無料で提供しています。これは、私の信頼につながる大きなものとなっています。

そして自分の個性が大切ですね。やっぱり「のりこ先生とは話が楽しい。気があう」という点も重要です。

人間ですから、その先生のスキルうんぬんよりも、人として好き、とか、話が合う、ということも大いに関係があります。

最後に

オンライン日本語教師のニーズはまだあります。コロナが落ち着いた今でも、新しい生徒さんからの予約は増えています。

ただ競争が激しくなり、価格破壊に巻き込まれてしまう先生も増えていくことでしょう。

Tomomi先生がやられているようなオンライン教師同士でのつながり、情報交換、そしてさらなる学びも必要になってくると思います。

時差があるのでなかなか参加できないのですが、機会をみて、私もどんどんいろんな先生と繋がっていきたいです。

では、今日もお仕事がんばりましょう。