見出し画像

「現状を変えたい!」そんな悩みを抱えた人におすすめするマイナー映画3選

メジャーな映画も観るけれど、どちらかというと単館系の映画が好きな私。

単館系の映画は設定が面白かったり、不思議な世界観だったり、雰囲気が独特だったりする。
それがメジャー映画にはない、単館系映画の魅力のひとつかもしれない。
さて、そんな私が今まで観たなかで、「また観たい!」と思ったマイナー映画3作を紹介したい。

3作品とも、女性が主人公の映画になる。
そして、どの主人公たちは人生に行き詰まり、現状を変えるために行動を起こす。
「自分を変えたい!」と現状に悩んでいる人に、おすすめしたい映画になったと思う。


川の底からこんにちは


この映画の序盤は、あまり主人公に感情移入できない。
やる気がなさそうで、すべてに諦めて見えるからだ。
でも、違った。
この主人公は諦めてはいなかった。
むしろ、自分の立ち位置を受け入れたうえで、行動を起こす。

私は中の下だからこそ、頑張らないと!

自分のことを中の下だと言い切ることに、まず驚いた。
そして、浮気をした恋人も許してしまうことにも、驚いた。

この映画に出てくる人物すべてが、情けなくて格好悪い。
そんな登場人物ばかりだけれど、それが人間らしくて愛しく思える。

そうそう、私だって情けないし、格好悪いもん。
どんなに情けなくたって、生き抜く人たちがこの映画のなかには存在する。

「私ってダメだ」
そんな自己嫌悪に苛まれている人に、観てほしい映画だ。


インスタント沼


この映画はめちゃくちゃだ。
独特で、不思議な世界観。
おそらく好き嫌いが分かれる映画だと思う。

でも、なぜか私にはハマった。笑
もう3回は視聴している。

主人公は出版社を退社して、ジリ貧で泥沼の状態。
ただ、全体的にコメディなので、重苦しくさがなくライトな印象がいい。
そして、たまに心に残る台詞があり、それがこの映画を何度も観たくなる一因なのかも。

私は映画を観るまえに、ある程度の気合いが必要だ。
しかし、この映画は「ちょっと観てみよう」と、気楽に観られる稀有な映画といえる。

「気楽に映画を楽しみたい!」そんな人はぜひ観てほしい。


マルタの優しい刺繍


自分でも不思議だけれど、私はおばあちゃんに憧れている。

アプリ開発で有名な若宮正子さん、ユーモア溢れる写真を撮影する西本喜美子さん、ミナ ペルホネンで働く小畑滋子さんなど。
年齢に関係なく、自分がやりたいことをやっている女性が好きだ。

そんなおばあちゃんへの憧れは、この映画の影響が大きい。
長年の夢だった、ランジェリーショップをオープンするおばあちゃんの話。

予告編を見ただけで泣ける。
残念ながら、現在配信サービスで観ることはできないようだ。
レンタル屋さんで、ぜひ探しみてほしい。

「自分のやりたいことをやりたい!」
そんな想いを持ち続けている人におすすめ。


まとめ


私がおすすめした3作品の主人公は、みんな行動力がある。

近頃よく思う。
行動するって大事だな、と。
もちろん、行動のすべてが成功に繋がらない場合もある。
でも、行動しないとなにも始まらない。

映画を通して、自分の生きかたについて考える。
秋の夜長にぴったりな時間になりそうだ。


#おすすめ名作映画

いいなと思ったら応援しよう!

のりこ | ゆるミニマリスト
よろしければサポートをお願いします! 撮影用のカメラの購入費に使わせていただきます!

この記事が参加している募集