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第53回 自力の視力回復体験談 0.1以下から0.7まで1年4ヶ月 2020年12月② 二度目の挑戦(2) 星の力~

神奈川県横浜市戸塚区の女性ライダー弁護士西村紀子です。

 一人の弁護士として、一人のライダーとして、そして、一人の人間として、日々感じたり観察したりしたことで、皆様のお役に立つと思えることを、つぶやき発信していきます。

 本日は、『自力の視力回復体験談』。
 年齢40代半ば、
 視力0.05~0.06(乱視あり)、
 左は緑内障(眼圧等により視神経が欠損し、視野が欠けていき、ひいては失明に至る恐い眼病)あり、
 メガネ歴33年(コンタクト歴25年)、

であった私が、一念発起により、
1年4ヶ月で、視力を両眼0.7(運転免許眼鏡等条件解除)まで回復することができました。

 この体験から、多くの近視の方達に、
   実は自力で視力回復できる可能性が高い
ことをお伝えするための企画です。
(読んでくださっている皆様、いつも大変お待たせしてしまって申し訳ありません)


 本日は、第53回。内容は、
   “2020年12月②  二度目の挑戦(2)”
です。

 前回は、2度目の挑戦の時期であると感じた私が、2020年12月4日、再び、最初の挑戦の際に赴いて眼鏡を2本作製した眼科併設の眼鏡屋に赴いたこと、そこで感じたこと等、そして、緊張しながら待っていると眼科の職員に呼ばれて検査が始まったことまでを、つぶやきました。
  前回はこちら
   ↓

  例によって、最初に、まず、気球を見る検査、眼圧の検査があります。

 そして、それらが終わってから、裸眼の視力検査の開始です。

 が、、、、、。

 今回の視力検査をしてくれる職員は男性の職員だったのですが、とても雑な測り方をされてしまいました。

 当時の私の裸眼視力は、0.1以下であるところからスタートしていますので、裸眼視力の測り方は、ランドルト環(視力検査のときの輪っか)を書いた小さな紙を職員が私の前に掲げて見えるかどうかを確認し、見えたら少しずつ遠ざかっていく、という測り方からはじまるのです。
 そして、最初の右目で、私はその測り方で、次々に見えて、その男性職員は、これ以上遠ざかりようのない、後ろの壁ぎりぎりまでに行く状況になりました。
 ここまで見えたのですから、次は、紙に書いたランドルト環ではなく、通常の視力検査機器を使って検査してくれるべきでしょう。
 ところが、その男性職員は、これはおかしい、とでもいわんばかりで、反転して私に接近しながらランドルト環を動かしてきたのです。
 これでは、対象が安定しないのですから、ピントを合わせて見ることができません。
 私は、その職員さんが相当に接近してきたところで、やっとランドルト環にピントを合わせることができました。
   「下!!」
と叫ぶように伝えました。
 その男性職員は、私の右目の裸眼視力を
0.06
と言って、そのようにカルテに記載しました。

 次は左目の裸眼視力の検査です。
 左目も、右目と同じ検査経過をたどり、その男性職員は、私の左目の裸眼視力を
0.06
と言って、そのようにカルテに記載しました。

 前回10月に測ったときには、右0.08、左0.07だったにもかかわらず。
 今回の職員さんの、雑な検査の仕方とその検査結果には、私は、心底不本意でした。

 その次に、眼鏡のレンズを装着した状態での視力検査がはじまります。
 裸眼の検査は、ランドルト環の書いてある紙を使った雑な検査でしたが、レンズ装着状態の検査は機器を使ったものです。
 この検査で、私は、
    "やはり視力は上がっていた"
と実感することができました。
 右目、左目とも、前回、0.8前後を見えるように作製した眼鏡の度数で検査をしたところ、1.2まで見えるようになっているとのことでした。 
 男性職員は、この結果にとても驚いていたが、
   「うちが処方した眼鏡の効果です」
などと、わかったようなわからないようなことを言っていました。
 その後少しだけまともな説明があり、前回の10月に眼鏡を作製した時点で、元の(10年以上使っていた)眼鏡の度数から5段階下げていた、これ以上下げると、もう一つの、度数を低く作った眼鏡と差がなくなってしまう、という話でした。
やはり視力は上がっているのだ!!
ととても嬉しくなりました。
 レンズの度数はどうしたものかと考えましたが、少し考えた上で、2段階だけ下げることに決めました。

 私は、視力は10月の検査時(右0.08,左0.07)よりも上がっているにもかかわらず、先にやった裸眼視力の検査で、両眼とも、10月の検査結果よりも悪い0.06となったことに納得がいかず、裸眼視力の計り直しをお願いしました。
 その男性職員は応じてくれて、計り直しをしたのですが、結局、測り方が最初と同じ雑な方法でした。
 私は、
   (この男性職員の雑なやり方に)負けるものか!!
という気持ちで臨んだのですが、結局、両眼とも0.07となったのでした。
 最初よりは、それぞれ0.01ずつ上がったのですが。

 その男性職員は、

 「それでは訂正しておきましょう。細かいことですが

などと言って、カルテの最初の記載を訂正していました。
 この言い方には、私は、本当に心底腹が立ちました。

  "細かいことって何?"
  "私にとって、0.01の違いって、とても大切なことなのに!!!"
  "眼鏡での矯正視力が前回より上がっているのに、裸眼視力が前回より下がっているっておかしいと思わないの?前回の私の裸眼視力は、右0.08、左0.07なのに。カルテに書いてあるでしょう!!?"
  "まるで、私の視力は所詮永遠に0.1以下なのだ、と決めつけているかのように!!!"

 とはいえ、こんなところで眼科の職員と喧嘩しても、何も良いことはありません。
  "視力は絶対に上がっている!!今に必ず見返してやる!!!"
とだけおもって自分をおさえ、これ以上は何もお願いすることもせずに検査を終え、処方箋を持って眼科で眼鏡のレンズ交換を済ませたのでした。

 そして、その後も従前どおりのトレーニングを継続し、8月末に自力の視力回復を決意してから4ヶ月の訓練をまっとうして、2020年は暮れていったのでした。
(続く)


 次回はこちら
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