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人間関係を貿易に例えたら色々腑に落ちた話

私の世界とか…
あなたの世界とか…
わかっているようで、私たちはお互いの世界をすぐに侵食し合ってると思う…

私は私の世界を生きるの前提

「私の世界を生きる」って、初めて聞いた時私は「当然生きているだろ」と思っていた。何を言っているんだろう…って思うくらい生きている自信満々だったのだけど、そもそもこれが大きな勘違いだった。
私にとって、「私の生きる私の世界」は「みんなも生きる世界」の中で「私を生きる」だけだった。

「私の世界の常識」は「みんなの世界の常識」であるべきだったし
「みんなの世界の常識」は「私の世界の常識」であるべきだと思って生きていた。

だから、ずっと私の常識に合わないことをする人は全員残念な生き物で、そんな人たちを残念な生き物図鑑に掲載しては、図鑑をとんでもなく分厚くして生きてきたのだ(失礼な話というのは重々承知…)。
図鑑入りして切り離さないと、その常識がどういう事なのか考え続けて振り回されて、常識を踏襲しないといけないのか…とか考え続けてしまうから。(苦肉の策だったんだよ…という必死のアピール)

そんなわけで、「私の世界を生きるor生きたい」くせに「相手の生きる相手の世界」は私の常識に合わなければ認めないという事を繰り返してきていた。
これって、「私の世界を生きる」って言わないよね…と。
単なる自己中だよね…。

「私の世界を生きる」の前提って
「私は私の世界を生きる」「あなたはあなたの世界を生きる」
そのどちらの世界も尊重する

だと今は思ってる。


常識を押し付けると相手国への攻撃になる


この前提が腑に落ちないと、自分の世界の常識に合わないことされると攻撃しちゃうんだよね。
「あなたの常識は間違っている」
「私の常識が正しいから、その常識に変えたほうが良い!」
とか相手の国に求めちゃったりして。

向こうの国からすると「余計なお世話」だったりするわけですよ…。
どんな常識で生きていようが、相手の国が平和ならそれで良いんだよね。

「この常識が息苦しくて」とか言われない限り全部余計なお世話
いや、本当に今まで余計なお世話を押し付けた全ての国の方々に土下座でお詫びしたい気持ちで書いてる…(匿名だけど)

これって親子間でも同じだと思っていて。
同じ国じゃないんだよね、親子であろうとも。
陸続きの隣国だとは思う。
だから、常識は踏襲されやすいよね。交易が多いから。

自分の国の常識が子ども国を苦しめてないかはよく考えたいし、自分の常識を子ども国が踏襲してなくても余計なお世話押し付けないようにしたい(自戒)

国同士のやりとりは全て貿易

周りとの国とは全部国交があるわけで、まぁ色んなことをやり取りしながら生きている。
それを貿易に例えたとしたら、対価ってなんだろうって考えて出たのは「ポジティブな感情」だなと思った。

国交を通じて「楽しい」「嬉しい」「また会いたい」「一緒にいたい」「大切」「尊い」「幸せ」「愛おしい」ってポジティブな感情をもらっているんだと思う。

でも、便宜上付き合ってる国で対価がネガティブな感情という国もあると思う。
もちろん国交断絶出来たらベストなのはわかっているけど、国交断絶って結構パワーがいる…。
私もたくさんそういう国と付き合ってきたからわかるけど、やっぱりベストは自然国交消滅だよね!(元気に怖いこと言う)

こういう国との付き合いってだいたい「役割」に囚われてると思ってて。
「あぁ…私この国にとって愚痴を聞いてもらう係だわ…」とか
「あぁ…私この国々にとって企画立案係だわ…」みたいな。
「愚痴を聞く」とか「企画立案」とかの輸出を求められてるんだよね。

で、この時に国交が苦しくなるのは求められた輸出量をそのまま輸出するからではないか?と思うに至りまして。
求められた輸出量をそのまま輸出する=期待に応える
と同じ。

自分の国を考えたら100求められて100で応えてる場合じゃないのに、私たちは期待に応えることは善って教わってるからつい応えちゃう。
だから、付き合いたくもない国と付き合って疲れるなんてネガティブな感情の対価をもらうハメになるのだ。

「私の世界を生きる」って決めたのなら、輸出量も自分で決めて良いのだ。

相手が100求めてきても、「あ、私的に20が限界です」って感じなら20に減らして良い。
で、だんだんゼロにして国交自然消滅♪
とまではいかなくても、相手と適切な距離を保てるようになると思う。
少なくとも、相手から要らん交易品を受け取るという侵略は防げる。

私が断ったら相手の国が困っちゃうかも…
とか思うかもしれないけど、その交易品受け取ったら自分の国が困るわけ。

自分の国は自分で守らないとね
自分の国を自分で守れるようになったら、相手の国のことも認められるようになると思う。
それこそが「私の世界を生きる」だよね。

という長文アウトプットでした。
ここまで読んでくれた方に、最大級のハグを。(え?要らん??)



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