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母の日の贈りもの〜彼がくれたものは

今朝、起きてきて早々末っ子が差し出したのは近所のホームセンターのレジ袋だった。
中を見ると、野菜の苗3種と3分の1の力で切れる剪定ばさみ。
「おかあさんいつもありがとう」と渡してきた。
そういえば2,3日前、何の花が好きかとか野菜を育てるのが好きか聞いてきたっけ。
剪定ばさみはどんなのを使っているかも聞かれた。
もうそのとき、当たりをつけていたのだろう。

もらったときは思い切り喜んで、お礼を言った。
園芸研の先生と買いに行ったのだから、いい苗に違いない。

でも、正気に戻って「土どうしよう」。マンションだよ。土高いし。
説明を見ると、ナスもトマトも10号鉢以上、と書いてある。
ゴーヤも大きな鉢がいるだろう(あとでプランターにすべきだったと気づく)。
夫と2人でそれらを慌てて近所に買いに行く。
歩いて持ち帰って、死にそう。
でもこれで終わりじゃない。

植えないと。

植えた。

でも終わりじゃない。
ゴーヤのつるをなんとかしなくては。
でももう、誘引用のネットを買いに行く元気はない。
しょうがないのでポトスに挿していた2メートルの支柱2本を引っこ抜き、アルミのワイヤーを網状に渡してそれっぽく体裁を整えた。
我ながらいい加減。
失敗だったらやり直そう。

9連休の最後の日は2万歩あるいたおとといよりへとへとになった。
母の日に末っ子がくれたものは労働の喜びと汗、、
大量に収穫できないと元は取れないけど、取れなくてもまあいいか。

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