見出し画像

今と昔の生活を比べてみたーテクノロジー万歳!

 私は今年還暦を迎えるが、この60年の生活様式の変化というのは若い人には想像もつかないほどではないだろうか?
はたして生活は良くなっているのだろうか?

それで、昔と今の生活を比べてみることにした。

そもそもこれを書くことを思いついたのは、友達にラインで連絡を取っていた時。ふと昔は自分から電話をかけたり、人を誘ったりするのが苦手だった事を思いだした。 

昔はラインはおろかスマホなどなく、家電話にかけて家族にとりついでもらうしかなかった。そのうちに留守電なるものができて、便利なものができたと感動していると、確か25年ほど前に携帯電話が普及し始め、10年ちょっと前からはスマホが主流になった。

今では、ほとんど誰とでも気軽にラインやメッセージでやりとりができ、人に連絡を取るハードルが格段に下がった。
これは今の方が断然いい。

国際電話でもライン電話やWi-Fi電話だと無料だが、これも毎月何万円も払っていた昔と比べると夢のよう。

さらにコロナをきっかけにズームも普及し、海外にいながら日本の講座を受けたりすることもできるようになった。

今の生活のいいところは、何といってもテクノロジーの進化が可能にした様々なサービス。

もうカーナビやグーグルマップなしの旅行なんて考えられない。
一昨年初めてドイツへひとり旅をしたが、インターネットさえあれば、何でもその場で調べられるし、美術館や人気の観光名所の予約も簡単にできる。

さらにドイツ語のページもグーグルで簡単に翻訳してくれる。
本当に心強かった。

さらに海外に住んでいてありがたいのは、日本語の電子本を買って読むことができるようになったこと。
それまでは、なかなか日本の本は手に入らなかったので、帰国した際にブックオフで大量に本を買い込んで、石のように思いスーツケースをうんうん言いながら引きずって帰ったものだ。

では昔の方が良かったことは何だろう?

昔は治安が良かったのだろう。
子供たちは暗くなるまで外であそび、玄関のかぎもかけていなかった。

あと、高度成長期を経てバブル期と経済成長がめざましく、未来に夢が持てた。私もその一人だが、海外留学もさかんだった。

世代的に感じ方は違うだろうし、私は今日本に住んでいないので単純にどちらがいいとは言えないが、個人的には今の便利さは素晴らしいと思う。

引っ込み思案の人間でも気軽に人を誘ったり、何かに参加したりオンラインで色々行動を起こしやすくなった。

バブル期などいい時代だったように言われるが、みんな豊かになって日本人が傲慢になっていたし、それなりにすごく働いていた。

経済の先細り感や少子高齢化など色々問題はあるが、今は物質的豊かさより精神性の方に目が向いているようで、いい傾向だと個人的には思う。


  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?