やればやるほど損する仕事、UBE〇EATS
コロナの影響で、仕事を失った人も多くおられます。
私の周りでも、仕事が激減して、新しいアルバイトを始めたという人がいました。
話を聞いてみると、自転車を使って、お昼時などに、飲食店の料理をご家庭にデリバリーする仕事だとか・・・
いろいろ話を深堀して聞いてみると、食い物で利益を上げる団体というよりは、アルバイトを食い物にして利益を上げる団体のようです。
インターネットのブログでは、儲かるバイトとして、紹介されることが多いこのデリバリーの仕事。
実はよくよく考えてみると、労働者は絶対に儲からない仕組みになっています。
まず、アルバイト君は、どのような仕事をしているのか?その手順を説明しましょうね。
ワークフロー1➡駅周辺などで、注文がくるのを自転車で待機。
ワークフロー2➡注文が入ったら、ラーメン屋などに食べ物をとりに向かう
ワークフロー3➡飲食店で商品を受け取ると、個人宅の住所の連絡が来るので、地図で調べて、個人宅に向かう・・・
分かりますか?完全にアルバイト君はハメられているわけです。
ワークフローの1で注文が来た際は、バイト君は仕事を断ることもできる。
しかし、商品を一度受け取ってしまうと、どんなに遠くの住所でも、料理を
届けないといけないのです。
そういう住所。先に連絡してくれても良さそうなものですが、この会社は、そのようなことはしません。そんなことしたら、だれもバイトを引き受けないからです。
ワークフロー1では、無給。
ワークフロー2では平均7分必要。
ワークフロー3では13分くらい必要。
一案件こなすのに20分くらい必要で、それをこなすと平均500円から600円もらえます。
相当うまくやりくりして、なおかつ運が重なると時給1500円になります。
まぁ1500円稼げる時間帯も12時台だけなんですけどね。
12時から13時までの一時間はゴールデンタイムなので、仕事がバンバン来ます。
それで、めいいっぱい自転車をこぐと、3件くらいこなすことが出来て、時給1500円。
でもお昼時を過ぎると、待機時間イコール無給状態が続くので、日給で8000円とかは夢のまた夢なのです。
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