誕生日の音楽〈Birthday Music〉2022.1.22

1月22日は、フランスの現代作曲家、デュティユー生誕の日です。

★アンリ・デュティユー（Henri Dutilleux, 1916.1.22 - 2013.5.22）誕生。

“ピアノ・ソナタ”

韓国の指揮者、チョン・ミョンフン氏も今日が誕生日です。

★チョン・ミョンフン（Myung-Whun Chung, 1953.1.22 - ）70歳の誕生日。

作曲家、アルヴォ・ペルト立ち会いの元で行われた「チェチーリア、ローマの乙女」の興味深いリハーサル風景です。

2002年にステージで倒れ、右手が使えなくなった舘野泉さんに、世界中の作曲家が左手のための曲をこぞって献呈してくれましたが、その中の1人、アルゼンチンの作曲家、パブロ・エスカンデの誕生日です。

★パブロ・エスカンデ（Pablo Escande, 1971.1.22 - ）52歳の誕生日。

”ピアノ協奏曲「ANTIPODAS」”より第3楽章

スイスのフルーティスト、オーレル・ニコレも今日が誕生日。

武満徹さんの遺作となった“エア”をお聴きください。

★オーレル・ニコレ（Aurèle Nicolet, 1926.1.22 - 2016.1.29）誕生。

“武満徹 - エア”

偉大なソウル・シンガー、サム・クックの誕生日です。早いもので、生誕92年となります。

★サム・クック（Samuel Cooke, 1931.1.22 - 1964.12.11）誕生。ミシシッピ州出身のソウル・シンガー。

”Unchained Melody” 1960

元々ゴスペル・シンガーだった彼は、こういった甘い声のバラードだけでなく、あらゆるジャンルを歌いこなせる稀有なヴォーカリストでした。

後年リリースされたこのライブアルバムには、彼のパフォーマンスの凄さ、熱いパッションが凝縮されています。

“Live At The Harlem Square Club” 1963

Sam Cooke - Live At The Harlem Square Club

そして、今でも謀略説があるほど、謎の多い死。

“変化はいつか訪れる！”という、彼の思い、希求する理想が込められたこの曲ががリリースされた時、彼はこの世にもういなかったのです…

“A Change Is Gonna Come” 1964

この曲は、今では彼1人の思いだけではなく、あらゆる人々の願いや祈りを内包したスタンダードとして、多くのミュージシャンに歌い継がれています。

★ダニエル・ジョンストン（Daniel Johnston, 1961.1.22 - 2019.9.10）誕生。カリフォルニア州出身のシンガー・ソングライター。

“True Love Will Find You In The End” 1990

カセットテープ録音を配布するという、超インディーな方法で世に出た不思議なミュージシャンで、今で言うローファイな音作りですが、どこか悲しみを湛えた表現が私の心を捉えます。

“Some Things Last A Long Time” 2006

★ロジック（Logic; Sir Robert Bryson Hall II, 1990.1.22 - ）33歳の誕生日。メリーランド州出身のラッパー。

“DadBod”

芸名のロジックとは、論理のロジックではなく、元々サイコロジカルを名乗っていたのが短くなったようです。

憂歌団のギタリスト・内田勘太郎さんの誕生日です。

★内田 勘太郎（1954.1.22 - ）69歳の誕生。大阪府出身のギタリスト。

ジャズ界から、トロンボーンの名手、J・J・ジョンソン。

★J・J・ジョンソン（J.J.Johnson, 1924.1.22 - 2001.2.4）誕生。インディアナ州出身のジャズ・ミュージシャン。

“Blue Bossa” 1993

ジャーニー、第2期のヴォーカリストだったこの人も今日が誕生日です。

★スティーヴ・ペリー（Stephen Ray "Steve" Perry, 1949.1.22 - ）74歳の誕生日。カリフォルニア州出身のヴォーカリスト。

”Journey - Open Arms”

ジャマイカン・レゲエ、カルチャーのジョセフ・ヒルも今日が誕生日でした。

★ジョセフ・ヒル（Joseph Hill, 1949.1.22 - 2006.8.19）誕生。ジャマイカ出身のミュージシャン。

”Culture - International Herb”

「鹿八（ツール・ド・東日本 鹿嶋 to 八戸800km）」参加者募集中です。旅先で楽しみなのはやはり各地それぞれに特色のある食事ですよね。今日の写真も第5ステージで訪れた岩手県世田米町のカフェにて。あれから12年、震災の記憶を決して風化させないという思いも新たに、鹿嶋から八戸まで、1週間の自転車旅で駆け抜けましょう！

では、また明日〜♪