誕生日の音楽〈Birthday Music〉2022.1.8
今日 1月8日は、デヴィッド・ボウイの誕生日です。
高校〜大学にかけての私が、いちばん心酔していた憧れの人です。どの曲を選んだらいいか本当に迷ってしまいますが、71年の第4作 ”Hunky Dory” からのこの曲をお聴きください。
★デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947.1.8 - 2016.1.10)イングランド出身のミュージシャン。
“Quicksand” 1971
恥ずかしいけど告白します。大学時代をずっと過ごした、6畳間のアパートのドアに、この曲の歌詞をインレタで一文字ずつ丁寧に刷って、貼りつけていました…
"Don’t Believe in Yourself.
Don’t Deceive with Belief.
Knowledge Comes with Death’s Release."
昨年、デヴィッド・ボウイ生前最後のソロ・パフォーマンスが公開されましたので、ご紹介しておきますね。
“Life On Mars / Wake Up” 2005
“Changes” 2006、アリシア・キーズと共演
もう1曲、憧れのボウイと共演できて、まるで小学生のようになっている The Cureのロバート・スミス。
彼の気持ちが痛いほどに分かる私です(^^;
David Bowie feat. Robert Smith - Quicksand (Live)
「007」シリーズ、60年代の第3作“ゴールド・フィンガー”の主題歌をお聴きください。歌っているのは、今日が誕生日のシャーリー・バッシーです。
★シャーリー・バッシー(Dame Shirley Veronica Bassey, 1937.1.8 - )85歳の誕生日。ウェールズ出身のシンガー。
"Goldfinger" 1964
続いて、ロックンロールの大御所、エルヴィス・プレスリーも今日が誕生日です。
実は私、世代的に彼の全盛時を知らず、ダニー・オズモンドが歌ってたこの曲はプレスリーのカバーだったことを随分後で知ったという始末。
★エルヴィス・プレスリー (Elvis Aron Presley, 1935.1.8 - 1977.8.16)誕生。
“Are You Lonesome Tonight” 1960
ダニー・オズモンドのバージョン 1974
でも実はこの曲にもさらにオリジナルがあります。1927年という大変古い曲だったんですね。
現役世代では、カナダのシンガー・ソングライター、ロン・セクスミスの誕生日です。
★ロン・セクスミス(Ronald Eldon "Ron" Sexsmith, 1964.1.8 - )58歳の誕生日。
“Secret Heart” 1995
国内からは、もんたよしのりさんが誕生日です。
★もんた よしのり(1951.1.8 - )71歳の誕生日。広島県生まれのミュージシャン。
“もんた&ブラザーズ - ダンシング・オールナイト” 1980
続いて、クラシックの世界へのお誘いです。
今日は、ハンス・フォン・ビューローの誕生日。彼のことは、大指揮者・ピアニストだったと言葉ではいろいろ説明できますが、時代的に録音が残っていないので、クラシックに興味がない人にはあまり響かないかも知れません。
なのですが、一応説明させてもらうと…
・バッハ、ベートーヴェン、ブラームスを「ドイツの3大B」と名付けた人
・ベルリン・フィルの初代常任指揮者
・他の大家に難しすぎて無理と断られた、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を初演
・バッハの平均律クラヴィーア曲集を「旧約聖書」、ベートーヴェンのピアノソナタ集を「新約聖書」と呼んだ などなど
そんなことよりも、ワイドショー的なノリで、妻だったリストの娘・コジマをめぐる、ワーグナーとのあれこれ、 といった話の方が面白いかも知れませんね。「ワーグナーとコジマ」という映画の題材にもなっています。
録音がないので、そのヴィルトゥオーゾ振りは想像するほかありませんが、天才音楽家の作曲家としての一面を覗いてみることで、理解の一助となりましたらとの思いで、この曲をどうぞ!
★ハンス・フォン・ビューロー(Hans Guido Freiherr von Bülow, 1830.1.8 - 1894.2.12)誕生。ドイツの指揮者、ピアニスト。
”交響詩「ニルヴァーナ(涅槃)」”
今ごろあの世で、黛 敏郎氏と“涅槃交響曲”談義をしてるかも? なんて妄想する人もいらっしゃるかも。
今日の写真は、珍しく食べ物編ということで、この時期必ずいただくのが、このいちご大福。ときがわの老舗・前澤屋さん、今年もよろしくお願いいたします!
では、また明日〜♪
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