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誕生日の音楽〈Birthday Music〉2021.4.27

今日4月27日は、悲しい運命がなければ、超大スター指揮者として世界に君臨したであろうイタリアの逸材だったこの人の音楽から…♪

★グィード・カンテッリ(Guido Cantelli, 1920.4.27 - 1956.11.24)誕生。36歳という若さで飛行機事故によりフランスで逝去。

到着予定地ニューヨークでのコンサートで代役を務めたのが、2歳年上のバーンスタインだったというのも象徴的な出来事でした。

残された数少ないステレオ録音の中から“ベートーヴェン/交響曲第7番より第4楽章”

★トーマス・ビーチャム(Sir Thomas Beecham, 1879.4.27 - 1961.3.8)誕生。イギリスの指揮者。

シカゴ響を振った貴重なカラー映像で、“ディーリアス/管弦楽組曲「フロリダ」より「河畔にて」”

私が英国の近代クラシックに目覚めたきっかけは、FM番組のラジオドラマで彼の指揮したこの“ディーリアス/春を告げるカッコウ”を聴いたことでした。

★アンドレーアス・ロンベルク(Andreas Jakob Romberg, 1767.4.27 - 1821.11.10)誕生。ドイツのヴァイオリニスト、作曲家。

“クラリネット五重奏曲 変ホ長調 op. 57より第3楽章”

★イーゴリ・オイストラフ(Igor Davidovich Oistrakh, 1931.4.27 - )90歳の誕生日。ウクライナのヴァイオリニスト。ダヴィッド・オイストラフの子息。

“パガニーニ/ラ・カンパネッラ”

★ヘイミッシュ・ミルン(Hamish Milne, 1939.4.27 - 2020.2.12)誕生。イングランドのピアニスト。

“メトネル/若人のためのロマンティックなスケッチ op.54より”

★ルイ・ロルティ(Louis Lortie, 1959.4.27 - )62歳の誕生日。フランス系カナダ人ピアニスト。

“ショパン/夜想曲第2番 op. 27”

★フリードリッヒ・フォン・フロトー(Friedrich von Flotow, 1812.4.27 - 1883.1.24)誕生。ドイツのオペラ作曲家。

“歌劇「マルタ」よりアリア「夏の名残のばら」”。

日本では「庭の千草」でよく知られるメロディーですね。元はアイルランド民謡だそうです。

★アン・ピーブルズ(Ann Peebles, 1947.4.27 - )74歳の誕生日。ミズーリ州出身のサザン・ソウル・シンガー。

“I Feel Like Breaking Up Somebody's Home” 1999

★ミーシャ・パリス(Mica Paris, 1969.4.27 - )52歳の誕生日。アフリカ系イングランド人シンガー、俳優。

“David Gilmour / Mica Paris - I Put a Spell On You”

スクリーミング・ジェイ・ホーキンスのカバーです。

★シーナ・イーストン(Sheena Easton, 1959.4.27 - )62歳の誕生日。スコットランド出身のシンガー。

プリンス作の “Sugar Walls” 1984

★エース・フレーリー(Ace Frehley; Paul Daniel Frehley, 1951.4.27 - )70歳の誕生日。KISSのギタリスト。

78年のソロアルバムより“Fractured Mirror”

★パトリック・スタンプ(Patrick Vaughn Stump, 1984.4.27 - )37歳の誕生日。イリノイ州出身のミュージシャン。フォール・アウト・ボーイのヴォーカリスト。

“I Don't Care” Patrick Stump, Daryl Hall.

★ジム・ケルトナー(Jim Keltner, 1942.4.27 - )79歳の誕生日。オクラホマ州出身のドラマー。

セッション・ミュージシャンの場合、何を選ぶかいつも難しいのですが、こういう時はやはりコステロ師匠の助けを借りたいと思います(^^ /

86年のアルバム「King of America」から“I'll Wear It Proudly”

★ピート・ハム(Peter William Ham, 1947.4.27 - 1975.4.24)誕生。ウェールズ人の歌手、ソングライター、ギタリスト、キーボーディスト。悲運のロックバンド、バッドフィンガーの元リーダー。

“Badfinger - Without You - Television 1972”

長尺ミュージック・コレクションに、今日はビーチャム卿の録音をいくつか加えたいと思います。

モノラル録音ですが、モーツァルトのジングシュピール「魔笛」K.620。1947年、アビーロード・スタジオでの録音です。

そして、祖国でのディーリアスの評価を決定づけたのも、彼の尽力と魅力的な演奏の数々によるものです。管弦楽曲、協奏曲、合唱曲などを含む8時間半に渡る全集がこちら。これがあれば、いくらでも引きこもっていられる私です(^^;

“Delius - Complete Orchestral & Choral Works + Presentation (Century's record. : Sir Thomas Beecham)”

今日の写真も、先日の〈奥武蔵センチュリーライド「長瀞・小鹿野編」〉より。今や埼玉県内でたったひとつの「村」となってしまった、東秩父村の老舗・小松屋さんでいただいた柏餅です。口いっぱいに頬張ると、一気に数十年前のこどもの日の気持ちに戻ったような気がしました。

では、また明日〜♪

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