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誕生日の音楽〈Birthday Music〉2023.7.3

今日は大好きな作曲家と指揮者、2人の誕生日です。

まずは、愛してやまぬチェコ(モラヴィア)の作曲家ヤナーチェク、15分ほどのこの小曲集から。

★レオシュ・ヤナーチェク(Leoš Janáček, 1854.7.3 - 1928.8.12)誕生。

“霧の中で”

「存在の耐えられない軽さ」という1988年の映画がありますが、全編ヤナーチェクの音楽で構成されています。

今でも時々見たくなる名作ですので、未見の方はぜひどうぞ。若き日のジュリエット・ビノシュ、ダニエル・デイ=ルイスの演技も素晴らしいですよ。

私が初めて触れた彼の音楽の世界は、ピアノ小曲集“草かげの小径”でした。この映画のサウンドトラックでも使わています。

★カルロス・クライバー(Carlos Kleiber, 1930.7.3 - 2004.7.13)誕生。ドイツ出身の指揮者。

幼少時をアルゼンチンで過ごしたので、名前をカールからカルロスに変えました。

“J.シュトラウス/こうもり 序曲・雷鳴と電光・シャンペンの歌”

カルロス・クライバーの指揮姿は、本当に軽快で流麗、そしてリズミカル。指示も的確で、キャンセル魔の一面もあるのに、どのオーケストラでも楽団員の敬愛を集めていました。

何より、曲の流れを大切にしていた彼の名演からもう1曲。ラストに向けてなだれ込んでいく、ウィーン・フィルを振ったブラームスの第2番、最終楽章です。

父であるエーリッヒ・クライバーも名指揮者でしたが、私の人生で知る限り、彼は史上最高の指揮者。彼の振るモーツァルトのオペラを一度でいいから聴いてみたかったな。

★カール・シューリヒト(Carl Adolph Schuricht, 1880.7.3 - 1967.1.7)誕生。ドイツの指揮者。

“モーツァルト/交響曲第35番ニ長調 K. 385「ハフナー」よりフィナーレ”

映像だと、時代的にどうしても音が悪くなるので、ブルックナーの7番をステレオ録音でどうぞ!

★ミシシッピ・ジョン・ハート("Mississippi" John Smith Hurt, 1892.7.2 - 1966.11.2)誕生。文字通りミシシッピ出身のブルース・シンガー、ギタリスト。

“You Got To Walk That Lonesome Valley”

★フォンテラ・バス(Fontella Marie Bass, 1940.7.3 - 2012.12.26)誕生。ミズーリ州出身のソウル・シンガー・ソングライター。

“Rescue Me”

★ジョニー・ワイルダー・ジュニア(1949.7.3 - 2006.5.13)誕生。ヒートウェーブのリードヴォーカリスト。

ヴェトナム戦争従軍中に事故に遭い、下半身麻痺となり、車椅子での後半生を余儀なくされました… 

“Heatwave - Boogie Nights”

★ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff, 1944.7.3 - )79歳の誕生日。フランスのシンガー・ソングライター。

70年代には日本でも大スターでした。

“シェリーに口づけ”

昨日は、新たな遠征イベント企画のために、足尾銅山の跡地に行ってきました。この地の歴史を辿りながら、美しい景観も存分に楽しめるよう、自転車をサポートカーに積んで、わたらせ渓谷鐵道にもご乗車いただけるような1日旅にしたいなと考えています。ご期待ください!

では、また明日〜♪

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