誕生日の音楽〈Birthday Music〉2021.1.31
今日の1枚は、もう10数年前になりますが、荒川サイクリングロードの左岸側で、まだ太郎右衛門橋の先が舗装されてなかった時代のものです。懐かしくて(ネタが尽きて…?)引っ張り出して来ましたよ(^^;
1月最後の日はシューベルトの誕生日。
初めてウチにレコードプレーヤーがやって来た小学6年生の時、親戚のお姉さんが“運命/未完成”のLPをプレゼントしてくれたんですが、それがまさにこの、近衛秀麿/読売日響の演奏でした。僕は運命がお気に入りで弟は未完成が好きだった遠い記憶〜♪
★シューベルト(Franz Peter Schubert, 1797.1.31 - 1828.11.19)誕生。オーストリアの作曲家。
“交響曲第8番「未完成」”(今は通常「7番」とされている)
私が通っていた中学では、卒業証書授与式の間、この曲をずっとリフレインで流すというなかなか乙な慣習があったのですが、今もずっと続いてくれているとうれしいな。
この曲がなぜ未完成に終わったのかは諸説ありますが、シューベルトはホントに天然のうっかりさんで、実は忘れていたんではないかというのが一番有力というのが、音楽史における微笑ましいエピソードの一つです。
ところで、みなさん「鉄腕アトム」の主題歌はご存知ですよね? 作曲者は、シューベルトの最後のピアノ・ソナタにインスピレーション受けたと思うのはワタシだけでしょうか?
もう1曲、一般的に“ザ・グレイト”と呼ばれている最後の交響曲冒頭のテーマは、早稲田大学応援歌「紺碧の空」の元ネタだと、私は常々思っているんですが、みなさんどう思われます?(^^;
フィリップ・グラス氏、84歳の誕生日です。
★フィリップ・グラス(Philip Glass, 1937.1.31 - )メリーランド州出身の作曲家。
”The Hours” 2002
映画 "The Hours"(めぐりあう時間たち)のサントラからお聴きいただきました。
ミニマルミュージックのピアノ曲集もご紹介しておきますので、お時間のある方は、ぜひこちらもどうぞ。数年前、ピアノ曲にハマっていた息子に贈った思い出の曲集です。
ずーっと聴いていたい音楽です…
加古 隆さん、74歳おめでとうございます。NHK「映像の世紀」のテーマ曲は、心に深く訴えかけてくる音楽ですね。
★加古 隆(1947.1.31 - )大阪府出身の作曲家、ピアニスト。
“加古隆クァルテット/パリは燃えているか”
“映像の世紀 OST 完全版”
ジョン・ライドン氏も、今日が誕生日。セックス・ピストルズ解散後のPIL時代が私は好きでした。
★ジョン・ライドン(John Lydon, 1956.1.31 - )65歳の誕生日。イングランド出身のミュージシャン。
”Public Image Ltd - Rise” 1986
フィル・マンザネラ氏も70歳の誕生日です。
ロキシー・ミュージックの時代から、何かと裏方的なイメージが強い人ですが、彼のソロアルバムやイーノやサイモン・フィリップスらと組んだ801でのライブなども含めて、彼が絡むと、とにかく音楽的なクオリティが高くなるのに驚きます。
これこそ、本来の意味でのクロスオーバー、フュージョンという言葉が相応しい音楽ではないでしょうか!
★フィル・マンザネラ(Phil Manzanera, 1951.1.31 -)イングランド出身のミュージシャン。
“801 Live - East Of Asteroid” 1976
マムフォード・アンド・サンズの、マーカス・マムフォード氏、34歳の誕生日です。ニール・ヤング氏に絶賛されたのが記憶に新しいところですね。
★マーカス・マムフォード(Marcus Oliver Johnstone Mumford, 1987.1.31 - )カリフォルニア州出身のミュージシャン。
“Mumford & Sons - I Will Wait” 2013
それでは、最後に日本の歌謡曲から、石野 真子さんのこの曲を聴きながらお別れしましょう!
★石野 真子 (1961.1.31 - )60歳の誕生日。兵庫県出身の歌手。
“ワンダーブギ” 1979
では、また明日〜♪
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