誕生日の音楽〈Birthday Music〉2022.1.21
フランス後期ロマン派の作曲家、アンリ・デュパルクの誕生日です。
“旅へのいざない”などの歌曲が知られていますが、後年、精神を病み、作品のほとんどを自ら破棄してしまったということです。
今日は、残された数少ない作品の中から、叙情的で穏やかな管弦楽曲「星たちへ」をお聴きください。
★デュパルク(Eugène Marie Henri Fouques Duparc, 1848.1.21 - 1933.2.12)
“夜想詩曲「星たちへ」(Poème nocturne: aux étoiles, 1874 rev.1911)”
ドミンゴさん81歳おめでとうございます。若き日のモーツァルトです。
★プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo, 1941.1.21 - )81歳の誕生日。スペイン出身のオペラ歌手。
“モーツァルト/ドン・ジョヴァンニより”
去年の今頃、静岡の山の中を走っていて、有東木(うとうぎ)という珍しい地名の場所があり、ワサビ栽培発祥の地ということで美味しいお蕎麦をいただいたのですが、この人のことを思い出して頭の中でパガニーニが流れ始めた次第です(^^
★ウート・ウーギ(Uto Ughi, 1944.1.21 - )78歳の誕生日。イタリア出身のヴァイオリニスト。
“パガニーニ/奇想曲 第9番”
ロンドンを中心に、世界的影響力の大きい謎のアーティスト、バンクシーの友人と本人も認めていて、あるいは彼自身がバンクシーなのでは? とも噂されている、ロバート・デル・ナジャの誕生日です。
★ロバート・デル・ナジャ(Robert Del Naja, 1965.1.21 - )57歳の誕生日。イングランドのミュージシャン。マッシブ・アタックのフロントマン。
“Massive Attack - Inertia Creeps” 1998
続いて、ウッドストックのオープニングを飾った、伝説のパフォーマンスです!
★リッチー・ヘブンス(Richie Havens, 1941.1.21 - 2013.4.22)誕生。ニューヨーク出身のフォーク・シンガー。
“Freedom at Woodstock 1969”
リッチー・ヘブンスでもう1曲、“Indian Rope Man”をお聴きください。
“Indian Rope Man” 1969
この曲は、ボブ・マーリーが、後に“African Herbsman”と歌詞を変えてカバーしています。
私もこちらを先に知りました。
続いて、エドウィン・スターの真っ直ぐな反戦歌“War”です。
★エドウィン・スター (Edwin Starr, 1942.1.21 - 2003.4.2)誕生。テネシー州出身のソウル・シンガー。
“War” 1969
先にテンプテーションズが録音していながらも(アルバム“Psychedelic Shack”に収録)、濃すぎる政治色をレーベルが嫌ってシングルカットできず、エドウィン・スターにお鉢が回ってきたのだそうです。
その後も、様々なミュージシャンがカバーしていますが、何年経ってもこのメッセージが有効なことが悲しいですね…
“Frankie Goes To Hollywood - War” 1984
“Bruce Springsteen - War” 1986
“Black Stone Cherry - War” 2016
今日も和菓子シリーズ、東秩父の老舗・小松屋さんの創業時からのレシピだという「つる」です。砂糖が貴重だった時代を忍ばせる、素朴な甘さを口に含むと、ふっと寛政年間にタイムトリップできるような気がするのです。
では、また明日〜♪
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