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雑談から広がるあれこれと副業の話

「自分が傷つきたくない時ほど、得意技に逃げがち」って聞いて、ドキっとする。

先日、同僚たちとオンライン雑談したときのことでした。
副業する人は、自分のスキルや経験の幅を広げるために挑戦することが多い。でも、副業先で自分の得意技ばかり使っていては、自分の仕事の幅は広がらないよね・・と、そんな話でした。

副業はしてないんですが、つい自分の得意で楽にできる仕事に目がいく習性を突かれた気がして、ドキドキしたんです。

自分が得意で慣れ親しんだところ=コンフォートゾーンから出るのは、誰だってちょっと億劫です。得意技に逃げたい人と、得意技に頼りたい人は、お互いにメリットがあるので依存しがち。

CTIコーチング研修で、「意図的な協働関係」という概念を教えてもらいましたが、これと同じで、易きに流れないためには、副業する側も、受け入れる側も、お互いが「何をやりたいのか」を最初に握っておくことは、とても大事なのでしょうね。

そして、コンフォートゾーンにずっと止まることの安心さと怖さの矛盾は、DRIVEメディアに掲載されている、この記事の澁谷社長の言葉が心に響きます。

「中小企業の社長って、自分で苦労もしているし、悩みもあるし、孤独感もあるし、プライドもある。みんな、成功体験ってなかなか忘れられないじゃないですか。すると、業績が悪くなったり、会社の雰囲気が悪かったりすると、どうしても昔に成果が出たことをやろうと思っちゃうんですよね。(略)
この社長の孤独が、一番良くないと僕は思っていて。大企業だったら4年ぐらいで社長は代わるけど、僕らは基本的に引退するか死ぬまでやらなきゃいけない。過去の成功体験に固執していると、時代遅れになるんですよ。副業がすべてを解決してくれるとは思わないんですけど。有効な時間とお金の使い方を、客観的にみてくれる人と壁打ちできるのは、とても有意義。」

中小企業の社長さんじゃなくても、自分のキャリア形成に置き換えても共感できる言葉です。

職場の違うチームの人や異なる業界の人と話したり、普段は行かない場所に行ったり、慣れない仕事に手を挙げてみたり。「清水の舞台から飛び降りる!」的な大きな挑戦じゃなくても、日常で出来る半歩のチャレンジが、自分の思考や経験を広げるきっかけになるんだよなー。と、同僚との雑談を経ての雑感でした。

横浜市イノベーション人材交流促進事業の副業プロジェクトの記事、3つDRIVEメディアに掲載されています。よろしければご覧ください。

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