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未来は子どもたちの方からやってくる

1人1社しか受けられなくて、内定辞退もできない。就職先を選ぶ際の情報は1枚の求人票がメイン。

自分が転職することを考えるとあまりにも理不尽だ。一番最初に聞いたときに度肝を抜かれた高卒就職の現状。過去、DRIVEメディアで高卒就職について3本記事を書いている。書く度にいろんな驚きや発見があって、高卒就職は、私の中の高関心ワードだ。


だから、今朝の日経新聞で、高校生のネット就活の記事を見たとき、心の中で小さくガッツポーズした。もっと、注目浴びてほしい。

高校生の可能性をもっと拓きたい、と願う自分の背景には、自分に小学生の子供がいることも大きい。

昨年、GIGAスクール構想により、1人1台PCが配られたことにより、子どもたちは、あっという間にブラインドタッチをマスターしてしまった。クラスの友達や先生との業務連絡(宿題や持ち物など)もクラスの公式チャットでやりとりするし、授業の調べ学習はGoogleスライドで作成する。ちなみに、私立ではなく、公立の小学校である。

子どものテクノロジーの吸収度合はえげつないほど早い。この小学生の様子を目前にすると、高卒での就職先は紙の求人票だけ見て決めなさいって言われる、という未来は、不自然すぎる。

きっと、ここから高卒就職の制度も変わっていくのだろう。そして、急速な時代の変化とそれに当たり前のように適応していく子どもたちを見ていると、大人が制度を整えるよりも先に、未来は子どもたちの側からつくられていくのかもしれない、と思う。

公教育×ITの求人、いくつか出てます。気になる方、ぜひ!

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