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越境体験で、自分の悩みを抽象化する

20代後半、「階段の踊り場」という感覚を味わいました。

仕事の内容が変わらない。既視感しかない。
工夫しようと努力しても、自分の工夫の手札に自分が一番飽きている。
未来を見ても目の前の仕事が変わっていけそうな気配がなく、ずっと同じ階の階段の踊り場をぐるぐる回っているような感覚でした。

振り返って、今日思ったんです。
あの時の私に「Beyonders」があればよかったんだな、と。

「Beyonders」とは、3ヶ月間限定で社会課題解決のプロジェクトに飛び込める、プロジェクトマッチングサービスのこと。今日は、複数のNPO団体の方々と一緒に、Beyondersを活用した人材育成についての勉強会をやっていました。

印象的だったのは、「他の組織と関わることで、悩みの袋小路に入り込まなくて済む」という話。

全く違う環境に身を置いて、自分を客観視できることで、
それまで何につまづいていたかが分かったり、自分の悩みが抽象化できたり、自分の組織の良いところが見えてきたりするのですって。

冒頭の、階段の踊り場でぐるぐるしていた私は、その後、結局会社を辞めるという決断に至りました。

「ゆるい職場もきつい職場も若者は辞める。キャリアの安全性(成長実感)があると若者の定着率が上がる」というのを、若者キャリアの研究者古屋星斗さんが、この本で言われていますが、当時の私はまさにソレ。

環境を変えて、自分をメタ認知する機会を作る。
そうすることで、自分が自分に飽きることなく仕事を楽しんでやっていける。そんなこと思ったのでした。仕事の悩みは全くないんですが、越境体験やってみたくなりました。

Beyondersに参加してみたい!と思った人は、ぜひプレエントリー登録してくださいね。募集が開始されると通知が届きます。

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