えらいことをやらかした。。。
台湾旅行に行った2年前は、日本に入国するのに、まだコロナワクチン接種証明書が必要だった。
私は証明書が必要だってことを知らずに、日本を出国したのだった。
台湾に行くのは初めてで、街並みを見るだけでも、とても楽しめた。現代美術館、博物館や夜市などを見て回った。
そして帰る日になった。格安のツアーだったから、その日は朝4時に起きて、5時には集合して空港へ出発の流れだった。
帰る前日、旅行の工程表を読んでいた。工程表は日本を出国する前日に届き、前日は仕事で残業して旅行の用意を始めたこともあって、とりあえず印刷をして台湾まで持ってきていた。
ほぼ、初見だった。読みながら、私はワクチンの接種証明書を持ってきていなかったので、出国できるのだろうかと不安になったが、今さら考えても仕方がないので、その日は寝てしまった。
翌日、バスの中で朝食がとガイドさんの連絡先が全員に配られた。何かあった時のために、ガイドさんが用意してくれたものだった。
出発する前に搭乗する飛行機のカウンターで手続きが必要だった。私の番が回ってきて、ワクチンの接種証明書がないと、飛行機自体に乗れないらしい。かと言って、証明書は日本にしかない。。。
ここでガイドさんにもらった連絡先を空港職員さんに提示したら、空港職員さんがガイドさんへ電話をかけてくれた。そこで事情を説明し、ガイドさんが来てくれることになった。そのガイドさんは色んなツアーを掛け持ちして、ずっとそばについている訳ではなかったからだ。
ガイドさんが来てから、私が日本に帰るには2つの方法しかなかった。
・桃園空港近くの病院でコロナ検査を受ける。
・証明書を日本から送ってもらう。
私は一人暮らしで、証明書を送ってくれる同居人もいないから、選択肢として1つしか残らなかった。でも、考えてみると、接種証明書は市役所から送られている、日本と台湾の時差が1時間しかないので、もしかすると市役所から送ってもらえるかも知れない。
そう思って、1時間、空港で待ち、市役所から証明書を送ってもらう方向で話を進めた。ガイドさんは市役所から証明書を送ってもらえなかった場合、コロナ検査をしてくれる病院を紹介してくれることになった。方向が決まったら、改めてガイドさんへ連絡することを約束して別れた。
待っている1時間は、もらった食べ物を食べたり、開きだしたお土産屋をみてまわったりしたけど、海外で1人、おまけに日本に帰れるかも分からない状態だったので、落ち着かない、長い1時間だった。
市役所が開く時間になって、電話をかけた。驚くことに、市役所はすぐに対応してくれた。自分を証明できるパスポートはもちろん持っているので、それで顔と名前を照合してもらい、証明書を発行してもらえることになった。
証明書はすぐ届き、飛行機のチケットを取りなおした。落ち着いた状態でガイドさんへ連絡をしようと、搭乗手続きを済ませ、電話をかけた。すると、私のスマホは台湾で使えなかった。考えてみれば、海外で使えるような手続きなどはしていない。
搭乗手続きをしてしまったので、ガイドさんに連絡してくださった空港の方もいないし、別の方に改めて説明できる自信もない。
せっかく色々してくださったのに、どうしよう。。。
そう考えていて、ショートメールが使えないかどうか、やってみることにした。お詫びと御礼と、無事に日本に帰れそうなことを書いて、送信した。
するとガイドさんから電話がかかってきたものの、電波が悪くほぼ聞き取れない。ガイドさんも気付いてくれて、ショートメールで了解してくださったことを送信してくれた。
台湾では色んな方に迷惑をかけたけど、台湾の方は優しく対応してくださった。何事にも、きちんと準備をしておかねば。。。反省しきりだった。
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