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父が天に召されまして。

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2020年1月10日(金)午前8:39父が天に召された。急な事だった。当時を振り返り、忘れぬようにメモを書き起こすとともに、この体験から教訓を得ておきたいと思っている。
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1.父の急死。

父が死去した。 親しい方や信仰の友には天に召されたと伝えた。 会社の方々には行きを引き取っ…

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2.「またね」と「いつか」は、ないかもしれない。

実はこの1週間で、すでに2名の訃報にふれていた。 一名は仙台の信仰の友、A兄。 4年前に大腸ガ…

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3.自宅で死ぬということ

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4.大切な人を想う、ということ。

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5.死と見送り

父の葬儀にあたり、「家族葬スタイル」で仏式(真言宗豊山派)で弔うこととなり、腰越の満福寺…

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6.父の声

通夜の2時間前、納棺の式を持った。 生前好きなものを棺に納めた。 生前の希望で、スーツを入…

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7. 火葬場にて。

火葬中の1時間強、その場に集った親族で、父の思い出を語り合った。 この場の語らいがとても良かった。 父の兄弟は、父の幼少期のことを教えてくれた。 父は11人兄弟の10番目、男の末っ子で、下に1人だけ妹がいた。妹は3歳離れていた。この日、兄妹は一人の兄と一人の妹、2人のいとこが来てくれていた。 その妹さんは「優しい兄の像」を話してくれた。 ご自身が居間のこたつで受験勉強をしているときに優しい兄は、当時貴重なあたたかい甘味(ココア?)を入れてくれた、と。 父の兄弟の長男