アーセナルvsバーンリー GK分析
こんにちは。ReneNoricです。今日はアーセナルvsバーンリーを、プレイバック。
書こうと思った動機はこちら。
ちょうど試合を見てたときに思ったことを、ここにも書いておく。
たしかアーセナルが先制して、前半終了間際に追いつかれてハーフタイム!な試合展開だったと思う。とりあえず、バーンリーの同点ゴールを見てみましょう。
これは、プレー選択のミスですね。ブロックにいくのか、構えて一対一の状況を作るのか、この2択で選択ミスがあった。
なんでブロックに行くのがミスなのかというと、相手との距離に答えがあります。
ブロック技術を発揮する場面って、サッカーではかなり限られていて、ブロックするかの判断基準に「相手との距離」があります。相手との距離が近ければブロックしてもよいんですけど、少し離れると途端にミスになってしまうんですね。なぜならサッカーはゴールが大きいから。少し離れただけで相手にとってコースがたくさん見える状況になる。なので、できるだけ距離を詰めた状況じゃないと、基本的にブロックの体勢に入ってはいけない。
それを踏まえてこのゴールを見てほしいんですけど、ブロックの体勢に入ったとき、相手FWはどれくらいの距離にいたでしょうか。2,3m近く離れている。この距離だと、相手にとってはボールを止める時間、判断する時間がある状況。つまり相手に主導権がある場面で、GKが先に動いてしまった。かわしますよね、そりゃ。
んで、なぜそうしたミスが生まれてしまったのか、についても考えてみる。
ひとつ考えられるのは、ダイレクトシュートを予測した結果うまれたもの。ただ「ダイレクトシュートを警戒→ブロック」のプレー判断だったとしたら、やはり相手との距離が遠すぎる。たぶんその辺のプレー判断は自動化してるんじゃないかと考えられる。
プレー判断の自動化(こう来たらこう対処する、みたいなもの決めている)自体を、それほど批判できはしない。だって、ある程度自動化しないといけないくらいに、サッカーのプレースピードが上がってるから。いちいち判断していたら追いつかなくなる。じゃあどうする?の答えは、「判断→実行」のプロセスをめちゃくちゃ早く回すか、局面によっては自動化するか。それとも相手に判断する時間を与えない、要するに勢いで距離を詰めてブロック、か。
まあ、今回の場合は反応時間が十分にとれる距離だったんじゃないかなぁ、と考えているので、ブロック!よりは構えて一対一のほうがベターな判断だったんじゃないかなと思っとります。さらに距離詰めてブロック!はさすがに時間がなかっただろうけど。
というわけで、所感でした。
では。
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