エビデンスありきで安いやつ(1) 納豆水とポリアミン・ジピコリン酸

エビデンスがあり、低価格で始められたり保険が効く治療、健康法など
自分用メモです。

納豆水

1)納豆に含まれるもの
ポリアミン、ジピコリン酸

近年流行した納豆キナーゼにはフィブリン分解効能があるが熱と酸に弱いので接種に期待をしない。
熱、酸に強く、抗炎症、アンチエイジング、抗菌作用のあるポリアミン、ジピコリン酸の接種が現実的。

2)ポリアミン、ジピコリン酸濃度を上げる納豆水の作り方

500CC程度の水を鍋に加え 納豆1パック落とします。
中火以下で加熱,納豆が踊り出したら、数分加熱を続け納豆菌を殺菌します。
火を止め、冷まします。後はザルで濾して濾し取った納豆は調理なてどで使ってください。濾し取った納豆水は常温保管で可。ただし、定期的にかき混ぜて空気が触れるようにしたほうが、産膜酵母(ニオイのもと、体には影響はないけど、くさい。)ができにくい。更に個人の好みで希釈しても可能。
 
使い方:水で1~5倍に希釈して塗布(抗炎症)、そのまま美容液として寝る前に顔に塗る。
飲む(胃炎など。)
 
3)根拠
納豆水を加熱していくと納豆菌は死を予感し、種族保存のため多くの芽胞(納豆菌の卵)を放出します。そして自然冷却し40℃ほどの温度になると芽胞の皮を破り、出芽し新しい納豆菌が生まれます。芽胞の中にはジピコリン酸で満たされてます。出芽で芽胞の皮が破れ、納豆水中に芽胞液濃度が上がりジピコリン酸濃度が高まります。また出芽した新しい納豆菌しは繁殖し多くのポリアミンを産生します。即ちジピコリン産、ポリアミン濃度の高い納豆水になる
 
 
研究論文では、乾燥した培地のほうがジピコリン酸発生率が上がるという結果が出ている。オーブンなどで高温乾燥環境を作ることでより高濃度のものができるはずだが、使いやすさを考えると煮沸のほうが日常使いやすい。
 

ポリアミンの効果(アンチエイジング、抗炎症作用)
炎症を抑え血管中の炎症を改善し、血流改善。分子量小さく肌からも吸収されやすい。細胞分裂促進。肌を整える。テロメアの修復。
ポリアミンは、アミノ基を分子内に2つ以上持つ炭化水素の総称です。全生物種の細胞に含まれており、細胞の成長や増殖を始め、細胞の生命活動に関与している物質です。生命活動の維持には欠くことのできない重要な存在ですが、その生成は加齢とともに減少

遺伝子の安定化(アルカリ性のポリアミンが、酸性の核酸を中和し構造を安定化)、細胞増殖への関与(細胞増殖に先立って細胞内濃度が上昇)、タンパク質合成への関与(タンパク質合成に必須なRNAを安定化)
抗炎症作用

参考文献
抗炎症剤としてのポリアミンの可能性 Author: 早田邦康 Source: Biotherapy Volume 21, Issue 3, 161 - 169 (2007)https://www.pieronline.jp/content/article/0914-2223/21030/161

ソイポリア https://www.combi.co.jp/f-foods/products/soypolya/index.html 

3)ジピコリン酸の効果(抗菌活性、放射能 除去)
強い抗菌作用を示す。虫歯、口臭効果。ピロリ菌などの排出までもしてしまうそうてす。合わせて抗ウイル作用まであります。
ポリアミン、ジピコリン酸の効果で殺菌、炎症部の改善で内外に効果を発揮します。
 
 
 
納豆協会より
細菌とウイルスの感染に対抗
大豆が納豆菌によって発酵することで発生する成分で、強い抗菌作用、抗ウイルス作用のほか、がんを自殺的に破壊するアポトーシス作用があることが知られています。雑菌を用いた抗菌実験では、無添加のシャーレでは雑菌のコロニー(肉眼で見える雑菌の集まり)が数多く見られたのに対して、ジピコリン酸を納豆を食べるときの濃度で添加した場合にはコロニーが見られなかった、という結果が得られています。納豆を1パック(100g)食べることで、その効果が得られます。
原菌の増殖を抑えます
納豆に含まれる納豆菌によって生成される抗菌物質で、納豆菌の胞子の活性を保護するために作用します。人間への作用としては、病原性大腸菌O-157への抗菌効果が認められていますが、他の病原菌の増殖も抑えることから、すぐれた抗菌作用が期待されています。
https://www.natto.or.jp/kenkou/nattokin/nat10.html

研究論文
(Nippon Nogeikagaku Kaishi Vol.73, No.12, pp. 1289-1291, 1999•l 納豆 および納豆菌中の抗菌成分 ジピコ リン酸 須 見洋行,大 杉忠則 (倉敷芸術科学大学機能物質化学科)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nogeikagaku1924/73/12/73_12_1289/_pdf
納豆菌による微量生理活性物質の生産 近藤正夫* 1 、岩月志真* 2 、高木里枝* 2 、林 直宏* 3 、羽田野早苗* 4  Food Research Center,AITEC*
https://www.aichi-inst.jp/shokuhin/research/report/food_2003_07.pdf


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