「心の学び」と「心を扱うスキル」が、リーダーに今求められている
こんばんは。キャリアコンサルタントのkitayama norikoです。
今日は私のコンサルティングファームでの専門領域であるチェンジマネジメントとリーダーシップ開発、人的資本経営(特にダイバーシティーインクルージョン)を扱う中で感じていることをお話ししたいと思います。
チェンジマネジメント、リーダーシップ開発、人的資本経営と言うと、種類の違う専門領域のように聞こえると思います。でも実際は、どの領域も人の内面つまり人の心や感情を扱うと言う点で一貫していると私は考えています。
「コンサルが人の内面、心や感情を扱う。」ちょっと意外じゃないですか?実際に心を扱う場面ってめちゃくちゃ少ない業種です。笑
ロジック、論理、エビデンス、科学的根拠など口酸っぱく言われるし周りに言っているのがコンサルなんで。
でも、徐々に地殻変動が起きているんです。
2023年、私の専門領域は大きく潮目が変わったように感じています。と言うのも、多くの企業が人の内面を扱うことの必要に気がつき始めたからです。
社員のエンゲージメント向上のため、1on1を導入し、心理的安全性を高めようと多くの企業が取り組みました。しかし結果はどうだったでしょうか?
もちろんいくつかの成功事例も生まれていますが、正直思うような結果にたどり着かなかった企業が多いのではないでしょうか。
なぜか。社員のエンゲージメント向上も、心理的安全性の向上も、効率性、合理性やロジックでは、説明しきれない人の心や感情に起因する指標だからです。
心理的安全性を企業の中で感じたことのないリーダーは、いくらHowtoを学んだとしても、心理的安全性の高い組織やチームを作ることはできないのではないか。というのが私の持論です。
今、企業でリーダーを担っている人たちは、この心理的安全性を企業の中で感じたことがない人たちではないかと仮説を持っています。深夜まで働き、周りと競争し、良い成績を残し、そしてリーダーになっているというケースが多いと想像できるからです。
一方で、今の20代から30代前半(私の感覚)の人たちは、この心理的安全性と言うものを、感覚として持ち合わせそしてそれを企業や組織やリーダーに求めています。
今まで企業では感情と言うものは厄介者として扱われ感情を出す事はよしとされませんでした。なので私たちは仕事をしながら感情を扱うというところを体験・経験したことがないんです。
しかし様々な企業が社員のエンゲージメント向上に取り組む中で、今までと同じ考え方では施策がうまく進まないという状況に陥りました。
論理的に考えたらうまくいくはずの施策だし、成果が出るはずだった。けどうまく進まない。。
きっと今までのやり方では何かが違う。どこまでHowtoを学んでも心理的安全性を実感できない・・・・
と、そこでいよいよ人の内面、つまり心や感情を扱うことの重要性と言うものを認識できるようになりました。この流れは2024年さらに加速しこの流れは変わらないのではないかと考えています。
なので改めて言います。今リーダーには心の学びと心を扱うスキルが求められています。
そんなことを語るセミナーを開催します。
ビリーフリセット協会代表理事の大塚あやさんとのコラボ企画です。
私自身、2022年にビリーフリセットと出会い、2023年にじっくりこちらを学びスキルをつけてきました。それはそれでどこかでまとめたいなと思っているところです。
自分自身のビリーフ、つまり自分自身の認知の歪みをいかに捉えて、ゆるめるか。こんな学びをしていました。これを学んで仕事が楽にそして楽しくなったんですよね。
このビリーフリセットの学びのほーーーーんの一部と講座の紹介を含めたセミナーです。
ご興味あればぜひ。