発信こそが価値、という世界の中で内に秘めて生きる【2020年抱負】

書くンジャーズ２０１９年最後のお題は【２０２０年抱負】。

なんども書いたり言ったりしていますが、僕は自分の目標を人に言いません。
人に言うと言っただけでやった気になって、やらなくなるから。
そして、自分の中に秘密を抱えていることが好きだから。情熱は人に秘めたい人間なのです。

だから最近のＳＮＳをはじめとする文化。
発信しないものは存在しない、やってることは言わないと意味がない、という風潮が好きではありません。
発信してなくてもいいことをしている人は沢山いるし、情熱をうちに秘めている人もたくさんいます。

ＳＮＳでもネットニュースでもテレビでも、発信されるものは目立つ。
基本的に目立つ人がいて、その周囲の現象がニュースになる。
テレビニュースなんて、映像がないとニュースにもしません。

発信されているものにだけ注目して、見えないものや秘められているものに気を向けないのはもったいない。
僕には憧れている人がいます。それはＳＮＳで発信をしている有名人ではありません。
毎朝寡黙に小学校通学路の遊歩道を掃除してるおばあさんです。彼女は自分が掃除していることをＳＮＳで発信していません。

彼女の活動を知ることができるのは、通学している小学生とたまたま平日のその時間にその道を通る人だけ。
小学生が彼女の毎朝の掃除を実際に見ることは、ＳＮＳを通して遠くの人がやっている「いいこと」を見るよりもはるかに影響がある。
実際、小学生の頃に僕とよく遊んでくれた叔父と斜め向かいのおじちゃんに強い影響を受けたことが、僕の今の活動につながってます。

２０２０年も、一番大事な抱負は発信ぜずに自分の内側に抱えてやっていきます。
youtubeとインスタ映えの世界の中で、内に秘めている同士はたくさんいる。
と、確信しています。