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去年一番面白かった映画は次女に教えられた

予備知識ゼロで見た映画のあまりの面白さに驚いた。
12月31日の大晦日に見た映画が、僕にとっての年間No.1映画になった。
この直前に見た年末映画、スターウォーズもアナ雪も面白かった。

だけれども、それらはある程度予定調和で想像の範囲内。
このアニメ映画ほど僕に驚きを与えてはくれなかった。
「僕のヒーローアカデミア:ヒーローズ・ライジング」。

原作は「僕のヒーローアカデミア」という週刊少年ジャンプ連載のマンガ。
略して「ヒロアカ」。
この映画に僕が驚いたのは少年マンガとそれを原作にしたアニメの進化だ。

少年ジャンプ連載の少年漫画は僕の子供時代からあった。ジャンプ漫画を原作にしたアニメも山ほどあった。
だけれども、僕の少年マンガ歴35年を通して、このアニメは圧倒的No.1だ。
最初のハードル、期待値が低かったのがよかったのかもしれない。

僕が小学生の頃に見たジャンプ漫画を原作にしたTVアニメ、そしてその劇場版はつまらなかった。
まずTVアアニメがつまらなかった。間延びしたストーリー、下手な絵、変なオリジナル設定。
キン肉マンもドラゴンボールも奇面組も、素晴らしい漫画のアニメは全てつまらなかった。

次女にねだられて、1人で映画館で見るのは嫌だと言われて、一緒に見る友達を探したけどスケジュールが合わなくて。
仕方がないからパパも一緒に見てあげる。そんな状況で見た映画だった。
原作の「ヒロアカ」はジャンプ漫画の王道だ。そして映画の「ヒロアカ」も漫画の映画化の王道の演出をしている。

僕が驚いて感動したポイントは2つある。ひとつ目はその進化っぷり。
過去の少年漫画、過去の少年漫画原作のアニメ、その全てをまっすぐに進化させたのが「僕のヒーローアカデミア:ヒーローズ・ライジング」だ。
ストーリーもキャラクターもアクション描写も、全ての進化ぶりに驚かされた。

ふたつ目はその熱量。
とにかく熱い。この熱量はスターウォーズの最終作からもアナ雪2もはるかに凌駕する。
これこそジャンプ漫画の本領発揮!

まさか次女の付き合いで見たアニメ映画が2019年に見た全ての映画の中でNo.1になるとは。
素直に燃えられる王道少年アニメ映画、予備知識なしでもぜひどうぞ。
子どもの映画に付き合うこと。想定外の作品に出会う手段の一つ。

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