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断捨離しろ!なんて言わないで

昨日書いた家事代行の整理収納の記事、78回しか読まれてないのにスキが21もついてる。スキ率脅威の30%超え。

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家事代行の受託ジャンルに整理収納を加えました。
この3日で4月中の整理収納のご依頼が8件入りました。掃除依頼の2倍の数です。
整理収納に困ってる人どんだけおるねん!

家事代行に向かうにあたり、僕が感じていることを書きます。
大ヒットした本に書かれている「断捨離」とか「ときめかないものは捨てる」とか。
整理収納の最初の段階ででまず言われるのが物を減らすこと。

そして捨てられないこと、捨てられない人は否定されがち。それは乱暴なんじゃないかと。
念の為、上に書いた本にそう直接書いてあるわけではありません。著者はそんな乱暴な言葉は使わない。
でもこれらの言葉が一人歩きすることによって、イメージも一人歩きしている。

その空気感が乱暴で、もっと言えば暴力になってる。
もちろん整理収納するにあたって、まず物を減らすというのは正攻法であり正論です。
でも正論は常に暴力性を伴います。

当たり前ですけれど、物を捨てたくない人は捨てなくっていいんです。
もちろん物を捨てたくしてシンプルに生活したい人はすればいい。
どっちも自由だというところが根本にないと、人はしんどくなってしまう。

で、実際にしんどくなってる人がいるんですよ。家事代行の現場で話を聞くんです。
「物を捨てろって書いてある本ばかり読んで、捨てられない自分がしんどい」って。
で、ここから僕が書くことも正論です。ですからある種の暴力性を帯びているということはご了承ください。

物を捨てられない人が、捨てずに生活を続けるためにはどうすればいいか。
収納場所を増やして収納する。それだけです。物を捨てて減らすのと同じくらい簡単です。
で、最初に戻って物を捨てるも入れて、整理収納を3ステップにしてみます。

1 いらない物を捨てる
2 収納場所が足りなければ増やす
3 整理収納する

結局捨てるからはじめるんかい!きわめて乱暴に描いていることはご了承ください。
でも無理に捨てなくっていいってことです。捨てたくなければおいとけばいい。
簡単なんですよ。正論ですから。正論はいつも簡単です。

「断捨離」や「ときめき」の本にとにかく捨てろばかり書いてあるわけじゃない。
でもそれらの本で実際にしんどくなっている人はいる。
だから、家事代行の現場に行ったらまずは依頼者のお話を聞こうと思います。

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上の123を具体的にどうするかを書いてあるのが、整理収納のノウハウ本。自分の整理収納本も書けそうな気がしてきた。

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