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おもちゃを改造するのは「悪い」こと? トイストーリーへの疑問

ティズニーがトイストリーの続編(パート5)を作るそうだ。
トイストーリーには以前から言いたいことがある。
子どもに対する評価がおかしくない?

たとえば1作目。主人公のアンディとその向かいに住んでいるシド。
アンディはおもちゃで「正しく」遊ぶ子だ。
たまにはやんちゃもするけれど、概ね大人の想定内の遊び方をする。

シドは違う。おもちゃと改造して大人の想定を超えた遊び方をする。
ロボットガニの足に赤ちゃんの頭をくっつけたグロテスクなモンスターはインパクトがあった
そんなシドは物語の中で「悪い子」として罰を与えられる。

シドを「悪い子」にするのは間違いだと僕は思う。
「正しく」遊ぶアンディよりも、大人が目を背けるような遊びをするシドの方が創造性豊かな子どもに見える。
自分のおもちゃでどう遊ぼうとも自由だ。

子どもは自由に遊ぶことで成長する。なぜシドが「悪い子」認定されたのか。
それは、トイストーリーの設定でおもちゃが生きているからだ。
つまりトイストーリーの映画の中だから、シドはおもちゃをいじめる「悪い子」と問答無用で認定される、おもちゃたちに復讐される。

トイストリーの映画内の設定では仕方がないことだったかもしれない。
だけどもシドが可哀想だった。
最初に見た10代の頃からぼくはそこにモヤモヤしていた。

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