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「フェアトレード、栽培コンサルティング、栽培者交流会」 ECGグット・プラクティクス20選 ⑴ A1: サプライヤーにおける人間尊厳 

世界35カ国、3000以上の企業・団体が参加する『公共善エコノミー(ECG)』運動の主要ツールは「公共善決算」。横軸に人間社会の基本価値4つと縦軸に5つのステークホルダーからなる「公共善マトリックス」で、企業や団体の倫理的・社会的・エコロジカルな経営をホリスティックに評価する。SDGs17目標もすべて含む「公共善決算」を行う企業・公益団体、自治体、教育機関は、世界的な草の根ボトムアップ運動の先導役。

ECGグット・プラクティクスに選ばれている20の優良企業・団体を、公共善マトリックスの20項目に沿って、1社づつ紹介していきたい。
https://web.ecogood.org/media/filer_public/bc/c0/bcc041d5-3bc2-4e7a-8d2e-3896554bda6e/2021-04-07-good-practices-web.pdf

A1: サプライヤーにおける人間尊厳

オーストリアのゾンネントア社(Sonnentor)は、有機栽培のハーブや香辛料、コーヒーやハチミツなどの食品を、1988年から加工販売している会社。原料は、ヨーロッパ、アフリカ、南米の有機認証の農家との公正な買取価格と契約に基づくフェアトレードのパートナーシップのもと、中間業者なしに直接購入している。生産農家と生産品目や量の打ち合わせを行い、栽培の助言コンサルも行っている。毎年、生産農家が一同に集まり、情報交換・交流を行うイベントも開催。
https://www.sonnentor.com/



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