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ECOnGOOD 公共善エコノミー 〜生きがいを育む経済

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2010年に中欧ではじまり世界的な広がりを見せる大きな草の根運動「公共善エコノミー」が2022年に創設者クリスティアン・フェルバーの著書『Gemeinwohl-Ökonomie(…
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記事一覧

ECOnGOOD JAPAN アカデミー「生きがいを育む経済」を広げるための 第1期生募集!

7月30日よりECOnGOOD JAPAN アカデミーの第1期が始まります。 第1期のタイトルは「4つの価値…

利益でなく信頼を最大化する

巷では「理念では飯は食えない」と良く言われます。 私はできる限り理念や理想で飯を食う努力…

ECOnGOOD(公共善エコノミー)の日本協会を2024年4月末に設立しました。これから本格…

ヨーロッパを中心に、世界で35カ国で広がっている「ECOnGOOD」(正式名称「公共善エコノミー(…

生きがいを育む経済

「公共善エコノミー(ECG)」に日本的なサブタイトルがつきました。 〜生きがいを育む経済〜 …

好評につき第2回目: オンライン映画上映会『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命…

https://domiziel2.peatix.com/view 2024年4月4日19:00 - 21:30 映画90分(ドイツ語、日本語…

「風の時代」の経済コンセプト

ホリスティック(全人的)な温かさを感じ、日本語版出版という形で、私がドイツから吹き飛ばし…

1人で鑑賞することは勧めません!

『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命を!』 ドキュメント映画オンライン上映会 1月18日19時より  https://domiziel.peatix.com/view 私は4年前、この映画を、今では友人である監督・製作者のペーター・オーレンドルフから特別に試供用のDVDをもらって、コンピューターの画面で、1人で鑑賞しました。 途中で耐えきれなくなって、中断しました。 効果音も映像の特殊効果もなく、建設現場で働く人々や建物の住人が登場してくる「淡々」と「静か」に進行す

ドキュメント映画 『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命を!』

コロナのときから取り組んでいた日本語化のプロジェクトがやっと完成しました。 これから一般…

枝廣淳子さんと読書会 『公共善エコノミー』 2024年1月12日

昨年末に出版して1年、私がヨーロッパから飛ばした『公共善エコノミー』のタンポポの綿毛は、…

ナンバーワンではなくオンリーワンを目指す

巷の資本主義市場経済では、多くのプレイヤーが「競争」を原動力にナンバーワンを目指す。競争…

公共善エコノミーと自己組織化組織の親和性について

ティール組織など自己組織化組織の支援を行なっているNeXTreamsの安田さんのわかりやすい記事…

働く人と社会と地球に「善い地域企業」〜「公共善エコノミー」と自己組織化組織がひら…

はじめに 私たちNexTreams合同会社は、人と組織の新しい進化を支援するサービスを提供してい…

NexTreams
10か月前
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神田順 氏(東京大学名誉教授)の『公共善エコノミー』レビュー

章ごとに簡潔にポイントがまとめられています。 氏とは12月12日に一緒にトークセッションしま…

リジェネレイティブな養豚業

「僕は豚を牛と同じように飼っている」 という言葉から、案内を始めたオランダ東部の畜産農家。 以前は牛を普通に飼っていた。大型化、効率化の傾向に疑問を感じてそれを辞め、豚の放牧飼いを始めた。豚の専門じゃないし、そんなやり方だと、絶対うまくいかない、と最初、周りからと揶揄されたようだ。 母豚は8-10匹で、生まれて来る豚を常時180〜200匹くらい肥育している。草地に根菜のミックスを育てて、そこに豚を放して、順番に根こそぎ食べさせる。放牧密度は土地に負荷を与えない1ha14頭