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目標設定と目標達成までの心象風景


初めて近所のプールに行った日を鮮明に覚えています。
その日誓った数字目標の遠さを今でも覚えています。
それは、「クロールで1,000m泳ぐ事」

背景

株式会社1sec.における行動指針(Value)の1つに
『そうさ、100%元気!』があります。
それを体現するするために運動の習慣を始めました。

絶望の受け入れ

2024年7月13日

中学生以来、初めてちゃんと泳いだプール。
まずクロールで100m泳ぎました。
苦しくて苦しくてたまらなかった。
すぐにプールサイドに上がる。
頭がグラングランしている。

たった100mで帰る訳にはいかないと思い
100m平泳ぎ、100mクロール、100m平泳ぎ
休み休み、合計400m泳いで帰宅しました。

「明日は100%二日酔いだ〜🤮」
と確信するくらいお酒を飲んだ時のようなグラングラン状態を覚ましてから帰宅しました。
その時感じたことは、「俺はなんて弱いんだ。」

目標設定

僕の仕事のGOALは
「動物病院業界に人材開発や組織開発の概念を浸透させること」

動物病院業界に人材開発や組織開発の概念を浸透させている時の僕だったら
クロールで何m泳いでいるんだろう?

その未来の僕からみて目指すと決めた水泳の目標は
「クロールで1,000m泳ぐ事」

🚗 🚕 🚗 帰宅 🚕 🚗 🚕

家に帰って気づいたことは
「今の自宅には食べたいものがない」と、いうこと。
今までの僕は、コンビニ弁当や冷凍ご飯を主食としていました。

目標設定をした後の整合性

帰宅してまず行ったことは、スーパーに野菜を買いに行くこと。
「今の食生活ではクロールで1,000m泳ぐことはできない。」
そんな確信を持ったまま、体が食べたいと思っている物を買いに行きました。
その時に無意識的にGOALの世界の自分との整合性が取れました。

  • 夜ご飯で生野菜を摂ること

  • プールに行く習慣を作るということは仕事の時間が減ること

  • 故に、今よりさらに仕事時間のパフォーマンスを上げること

  • 故に、睡眠の時間と質を上げること

この日から始めた夜のサラダボウル生活

7月21日

プール2日目
平泳ぎ、クロールを交互に
休み休み、合計600m泳いで帰宅しました。
「今のままでクロールで連続100mを超えることはイメージができない!」

この日からYouTubeでクロールの泳ぎ方を学び始めました。
・前傾姿勢の意識で浮力を使うこと
・大きい筋肉を使うとエネルギーの消費が激しいから、バタ足に頼らないこと
・力を抜き体を浮かせ、推進力を使うこと
          うーん、推進力を使うこと・・・?🤔

7月26日

プール3日目
職場のメンバーと一緒にプールに行きました。
みんなと一緒に頑張るって楽しい。
僕の目標に付き合ってくれる仲間の存在が偉大だ。
とても力が抜けて、気づけば600mクロールで泳いでいました。

8月2日

プール4日目
今日は決めていた。
「クロールで1,000m泳ぐ」
プールに到着して気づいた。
ゆっくり会社を出たから、あと30分しかない!

それでも力を入れずに、自分との対話をしながら泳ぐ。
いつの間に500m。いける。
いつの間に900m。体が何かを掴む。
残り100mで、自分の体が浮いていることがわかる。
掴んだことは「推進力を使うこと」。
1,000mを泳ぎ切った後、また見える世界が変わりました。
「遠い目標」と思い込んでいたことが、できるようになった世界。

目標達成までの心象風景

  • 仕事のGOALの世界にふさわしい健康状態の自分と今の自分のギャップを感じ
    未来の自分と整合性があった水泳のGOALを設定する。

  • 「クロールで1,000m」を達成している未来の自分とのギャップを感じ
    無意識下で食べるものと睡眠時間を選択する。

  • 無意識下で「クロールで1,000m」泳ぐための情報を集めている自分に気づく

  • あとは「できる気しかしない!」と心から思っている自分に身を任せる。

終わりに

適切な目標設定が行動を変える。
水泳に行く前に不適切な目標設定をしていました。
それは「5kg痩せる」こと。
一度5kg痩せた後、すぐにリバウンドしました。
先ほど体重計に乗ると、6kg痩せてました。

今は仕事で疲れても、予備のエネルギーが備わっている感覚。
仕事のパフォーマンスが、どこまでも継続できる感覚。

適切な目標設定が結果を変える。

クロールで5,000m泳いでいる俺は、この業界に何をもたらしているのであろう?
GOALが更新されていく。

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