【懸垂vsラットプルダウン】決定的な違いを解説
懸垂とラットプルダウンは、鍛える部位は同じですが働き方に差があります。
「腕を挙上させた姿勢で、引くと広背筋が働く」
これは紛れもない事実ですが、「何」を動かすかの違いがあります。
▶何を動かすのか?
・バーに身体を近づける懸垂
・身体にバーを近づけるラットプルダウン
「ラットプルダウン」では、大腿部にパッドを挟んで、かかとを浮かせると下半身がロックされます。
腰が反らないよう腹筋に力を入れ、胸を張りバーをカラダに近づけると、広背筋が働きます。
「懸垂」では、バーを握り、足を浮かせるので、下半身を常に自分でコントロールする必要があります。
腹筋と腰背部の筋肉で、適度な反り腰の姿勢をキープさせなければいけません。
その姿勢が崩れないように、身体をバーに近づけると広背筋が働きます。
つまり、バーを引くだけの「ラットプルダウン」は体幹部を支える力は必要なく、身体を近づける「懸垂」は体幹部で姿勢を調整するための安定性が必要となります。
自分自身で、身体のコントロールができると「運動が得意」になりやすいです。身体を効率的に使えるようになりたい、スポーツに活かしたいなら「懸垂」がおすすめです。
運動が苦手な人は、体幹部の支え方がわからない場合が多いです。なので、始めに「背中で引く」感覚を養うために、ラットプルダウンから始めることをおすすめします。
動きに慣れてきたら、「体幹の安定性」を高めながら、懸垂の練習をすると、ステップアップしやすいです。
懸垂とラットプルダウンは動きがにていますが、必要な筋肉、運動の目的によって、種目の選択をしましょう!
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