三角筋を効かせるトレーニングが肩を壊す!
ダンベルショルダープレスやサイドレイズをし過ぎると、肩が壊れます。
それは、肩甲骨を固定させて、三角筋にだけ効かせようとするからです。
腕の挙上は、肩と肩甲骨が一緒に動くと、バンザイができます。
三角筋に効かせるトレーニングを続けると、肩と肩甲骨の筋力のバランスが崩れます。
肩を動かすのは得意になりますが、肩甲骨の動かし方がわからなくなります。
肩甲骨を動かす前鋸筋や僧帽筋中・下部の働きが弱くなり、肩甲骨の可動域が悪化します。
すると、バンザイをするときに、腕が耳までつかないほど肩の動きが悪くなります。
こうならないために、「オーバーヘッドプレス」を絶対にしましょう。
バーベルを挙上する運動で、肩甲骨をしっかり動かせるトレーニングです。
『肩甲骨の動き』
・スタートポジション:下制、下方回旋
・ミドルポジション :下制、上方回旋
・トップポジション :挙上、上方回旋
これは、バンザイと全く同じ理屈で動きます。
つまり、オーバーヘッドプレスは、バンザイをするための力が強くなります。
前鋸筋や僧帽筋中・下部の働きが高まり、肩甲骨を「動かす力」と「支える力」の両方を高められます。
肩を痛める多くの原因は、肩甲骨の姿勢不良から起こります。
しかし、前鋸筋や僧帽筋中下部を鍛えられるトレーニング種目は、一握りです。
肩と肩甲骨をバランスよく鍛えられる、「オーバーヘッドプレス」が唯一無二の種目となります。
「バーベルプレスは、三角筋を効かせられないから嫌だな…」
その反対です。三角筋を効かせるトレーニングのせいで、三角筋しか効かせられなくなります。
肩の動きが悪くなり、ベンチプレスで肩を痛めたり、懸垂で腕が先に疲れやすくなります。
こういった問題が起こる前に、皆さんオーバーヘッドプレスを頑張りましょう!
正しいフォームを手に入れて、肩甲骨を動かしましょう↓
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