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【科学的】スクワットで膝が壊れる理由

【え、スクワットだけでは膝を痛める!?】

下半身のトレーニングをスクワットに依存していませんか?

それ、膝を痛める確率が2倍になります。

理由は、大腿四頭筋とハムストリングスの筋力が不釣り合いになるからです。

スクワットでは、膝を伸ばす大腿四頭筋が強く働き、膝を曲げるハムストリングスは、補助的に働きます。

ハイバーSQでは、上半身を前に倒す角度が浅いので、ストレッチされません。

ローバーSQにおいても、ハムの筋力が必要ですが、股関節を動かすのは主に大殿筋と内転筋群です。

つまり、スクワット動作では、大腿四頭筋とハムストリングスをバランスよく鍛えられません。


ハムストリングスが、大腿四頭筋の60%しか出力していない人は膝を怪我する確率が2倍となるのも科学的に発表されています。


下半身全体を鍛えるスクワット”だけ”をしていたら、普段の急な切り返し動作や踏ん張る動きで、大腿四頭筋に依存してしまい、怪我をする危険性が高まります。

解決策はハムストリングスを鍛えることです。
①ルーマニアンデッドリフト(RDL)
②レッグカール

2種類の選択肢で、RDLが強くおすすめです。

ハムストリングスが日常生活やスポーツで活かされる場面は、上半身を前に倒して起き上がるときです。

遠心性収縮という筋肉が伸ばされながら働く方法です。

下の物を取る、階段を上る、走る、ジャンプをするなど、ハムストリングスは常に引っ張られながら収縮します。

RDLはこれらの運動に近く、体幹が支えられている状態で、股関節を動かすとハムストリングスが働きます。

具体的なアプローチとして、スクワットだけをされているなら、週に1回8x2setはRDLを取り入れてください。

それでハムストリングスの出力は高まり、大腿四頭筋とのバランスが良くなります。

参考文献、詳しいハムストリングスの解説はこちら↓

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