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アソビカメラiNSPiC RECで遊んでみた。

娘の誕生日プレゼントに、CanonのiNSPiC RECを選んだら、娘よりもわたしの方がハマってしまった。

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なんでしょう、このコンパクトさは。カラビナにレンズがついたような、あっさりしたデザイン。巷ではすっかり、一眼レフよりコンパクトなミラーレスカメラが主流になりましたが、ミラーレスよりも小さくて軽くて、ほぼ持っている感が無い。キーホルダーケースと間違えてしまいそう。もはや時代は、ミラーレスからボディーレスへ?いや、ミラーレスのボディーレスって結局手ぶらやん、ってひとりツッコミしてしまうほどの、衝撃でした。

そういえば、かつてオリンパスに、レンズだけのカメラがありました(ボディが円筒状)。残念ながら現在は生産中止。


最近、実はスマホも重くなってきたし、スマホカメラを起動するのって案外めんどくさかったりするから、iNSPiC RECは究極のコンパクトカメラかもしれない。

撮影はいたってシンプル。ファインダーがカラビナ部分の枠しかなくて、枠を覗いて撮る(覗かなくてもいい)。ボタンを押すと「カシ」というシャッターに似せた電子音が鳴ります。でもこの音が小さくて、野外だとほとんど聞こえない。

ちなみにモニターがないので、撮った写真は確認できません。ノリとしては、ほぼ「写ルンです」。

「写ルンです」はフィルムだから、コストや手間を考えれば、けしてお手軽とは言えない。フィルムは貴族の遊びなので、庶民のわたしには、やすやすと手が出せません。(実はフィルムも撮りたいけど、その話はまた今度に)


さっそく撮ってみました。

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ファインダーが枠しかないので、どこを切り撮っているかわかりませんでした。このカメラは、フレーミングして構図をつくる固定概念をぶっ壊そうとしているのかもしれない。ということで、ほとんどノーファインダーで撮りました。

焦点距離が25.4mm(35mmフィルム換算値)のため、目で見るよりも、かなり広く撮れます。あと、ピントは50センチから無限遠で、ソーシャル・ディスタンスが必要。距離を忘れて近づくとピントがこない。

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これらすべてのアバウトさが、このカメラの最大の魅力とも言えます。コンセプトがアソビカメラなのだ、本気になってはいけない!

ちなみに、スマホに接続すると、スマホの画面で確認できます。でもそのときは、本体のシャッターは使えず、結局スマホでシャッターを操作することになり、タイムラグも生まれて本末転倒な気がするので、ふだんはスマホに接続しないと思います。

ISO感度はオートで、ISO100からISO3200まで。室内だと、かなりノイズが目立ちますが、いちおう撮れます。まあでも、外で撮る方がおすすめです。

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それに、防水というのも魅力です。つぎは水場で撮ってみようかな〜と思います。ああ、新しいカメラ楽しいな。うきうき。(おっと、忘れそうになってますが、これは娘のカメラです)

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