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乗越たかおダンスマガジン評論集 【お試し版】 22

本書は2013年11月号から、2023年3月号までダンスマガジン誌(株式会社新書館発行 https://www.shinshokan.co.jp)に掲載された乗越たかおの舞踊評論をまとめた「集成版」のお試し版です。
1パックに評論が4本入って各300円とお値打ち価格で、気になる演目だけ読むのも可。第一弾は全21+1パックのラインナップで約10年間の流れがわかります。
※無断複写・転載を禁じます。この資料は、許可なく公開、書き換え、または再配布することはできません。

他の「お試し版」一覧はこちらから。
86本全てと特典評論4本収録のお得な「集成版」はこちら。


akakilike『捌く–Sabaku』


(初出 ダンスマガジン 2023年2月号 約700字)

 akakilikeは倉田翠主宰の京都を拠点とするカンパニーで「スタッフと出演者が常に対等であること」を掲げている。東京でも公演を重ね、筆者が本作を見るのも二度目だ。
 舞台上に置かれたベッドの端に生の肉塊が置かれている。鹿のような角とマスクを着けたダンサーの寺田みさこは何もせず横たわるのみ。そしてタイトルの「捌く」は

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2,454字

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