酒

　酒を控えている。

先日から如実に体調が悪化した。熱などはないのだが、全身がだるく、何をやるにしても倦怠感と筋肉痛のような動きづらさに襲われた。悪夢を見やすく、早起きがしにくくなった。

自分でも理由の目星はついている。昼夜問わず、ずっとお酒を飲んでいたからだ。ビールこそプリン体避けで飲んではいないが、ひたすらハイボール一択で、常に軽酔い状態を維持していたかった。

ご時世も手伝い、ストレスやプレッシャーもそれなりに溜まっていたのだろう。

　と言うわけで、これは流石にまずいなと思い、お酒を飲むことを控え出した。代わりに水をたくさん飲み、ご飯をしっかり食べることに努めた。巷で流行っている16時間断食をずっと行っていたのだが、いったん置いといて、コンディションが万全になるまでは「とにかく食べる」に努めた。

　面白いもので、ここ数週間続いた謎の体調不良が、みるみるうちに回復していく。辛かった早起きも苦痛ではなくなったし、復調がそのまま気分の高揚と色んなことへのやる気を促し、モノクロの世界をカラーに変えていく。

や、なにかと「飲みたい」から「飲まなきゃ」みたいな思考に頭を侵されていたのかも知れない。そもそも断食しながら酒飲むのは、断食してないも一緒。都合の悪いことから目を背け、理想という名のハリボテとずぶずぶになりたくない。

痛い目みないと反省はしない。幸い酒を飲みたいという思考は今も訪れない。引き続きうまく身体と心と付き合っていこう。

今日はこんなところで。