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ジレンマ

 自分と話が合いそう、自分の考えを濁りなく理解してくれそう、という空気を感じた際、かえって自分のプレゼンが下手になる時がある。おそらく、性質の種類が似ていると感じるからか、話す言葉を非常に選んでしまう。

基本的に「聴きたい」と思うのが珍しく「話したい」となる。

自分のことを一度に知ってもらおうとするのが、かえって頭を空回りさせてしまい、まるでカラオケに久しぶりに行った時に「何歌ってたっけ?」と必死でレパートリーを探すような心境になってしまいがちになる。

性格的に差異のある人ほど、「違う」ことを前提に相槌など大喜利のような感覚で攻め込んでいけたりするものだが、なんとなく事の本質を共有できているのが分かりやすく伝わる(ように思える)人に対しては、自分の写し鏡を見るような気持ちになり、伝える言葉に情報を込めようとし過ぎて、かえって希釈度の高いぼんやりしたことしか伝えられなくなる。

相手に気に入ってもらいたいと思いたくて、逆にフリーズしてしまう感覚。

なかなかにそのへんがもどかしくて、人生面白い。

今日はこんなところで。

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