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雨をみくびるな

 久しぶりの雨。

今日は AppleCare の保証期間がもうすぐ切れることから、iPhone の割れた画面を修理する為にジーニアス予約。

「割れた」といっても本当に擦り傷のような見た目判らない程度の割れ方だが、保証期間内に直しておかないと修理代は全然違うし、ましてゆくゆく買い換え時の下取り価格も全然違ってくる。ついでに都会散策もしてこよう。

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 そんなわけで、今は朝のうちにぼんやりした時間を楽しんでいる。

先月まで知らず知らず、いや、目に見えた形で無理をしていたからか、自分なりに課したプレッシャーから解放され多少抜け殻のような心境だが、かといって怠惰な感情に蝕まれている訳でもない。ただただ、「ゆっくりできるときにゆっくりしたい」という正直な感情に身を任せているだけ。

「無理をしないで良いときには無理をしないで良い」という、シンプルな原理原則にできるだけ従おうとしているだけ。

とは言え、どうしても経験上「何かしなければ」という焦燥感がずっと頭にはびこり、何でもいいから動け、といった発破を “脳内の他人” が飛ばしてくる。ゆっくりなんてしてられないよ、今のうちに動いとかないと、すぐに誰かに追い抜かれたり忘れられたりしちゃうよ…といった感じで。

「誰か」って誰だ。「忘れられる」から何なのだ。そもそも「誰かに覚えていられる」ことがそんなに大事なのか。そういったものが恐怖の土台になっている時点で、そしてそんな言葉を自己生成している時点で、自分も ”承認欲求や生存戦略” のラットレースにいつの間にか飲み込まれてしまっているのだな、と強く感じる。

繋がりはとても大事だけど、露出の度合いで薄まる繋がりまで求める必要はないし、そんな被害妄想めいた妄想自体がナンセンスなのだ。

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 こうしたとき、雨は良い。ほんの少しざわついた気持ちも、ヒロイックめいた感情も、雨の音が笑い飛ばすようにさーっと洗い流してくれる。

もう少しこんなぼんやりした脳内散策を楽しもう。

今日はこんなところで。

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