見出し画像

BEGIN

 The Millennium の『BEGIN』も、大ネタながら僕のソフトロック人生の中で影響を与えてくれた重要なピースだ。今朝はこれを聴こう。

Curt Boettcher がプロデューサーを務める、'68年発表のアルバム。非常に洗練されたポッププロジェクト。例に漏れずコーラスワークの巧みさとキャッチーさに富んだ楽曲群が、澄んだ空気の中心地良い。

"5 A.M."を初めて聴いた時は、正直小山田圭吾が歌っていると勘違いしたくらいびっくりした覚えがある(後追いだったので…)。

聴きどころがありすぎてキリがないが、突然大正琴がドラムワークに乗せて出てくる "Karmic Dream Sequence #1 " なども、不意を打たれたような衝撃を覚えたり、「コ〜ロンビア、コ〜ロンビア」とレーベル賛歌を突然歌い出す "Anthem (Begin)" なども遊び心があって面白い。

当時としては十分に実験的で前衛的なアルバムにも関わらず、全体を通して聴いた時に漂うポップでピースフルな空気感がたまらない。


 
僕が "牧歌電子" 名義で過去に作った曲で、『BEGIN』 の " To Claudia on Thursday" を大きくフィーチャーした曲がある。こちらも聴いて欲しい。

今日はこんなところで。


貴重な時間の中 読んでくれてありがとうございます。 「スキ(いいね)」は非会員ユーザーさんもできるので、 押してくれるとすごく励みになります。 そしてぜひ大阪に来た際は COPY HOUSE へ!🏡