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怒る

 あえて真夜中のラブレターを、意識的に真夜中のテンションでエモーショナルに相手に送る、という時がある。

とは言え、あくまでこれは例えであり、ラブレターのような「好きな気持ちをしたためる」なんて美しいものではなく、今は釈然としない気持ちが大きく膨らんでいるようなテンションなんだが。

 正直に言うと、今現在怒っている。近年では珍しい感情を抱いている。ある程度時間も経ってはいるのだが、やはり抱いた感情が消えないどころか、ますますくすぶっている感覚を覚えている。

こうなると、対象に対して直接伝えた方が健全だ。

スッキリしないことに対しては、オブラートに包みまくって本質が見えなくなるよりは、歯に衣着せぬ文言としてあえて尖らせた方が良い場合もある。酒に酔って普段言えないことを判断能力鈍い状態で言うよりは、こんなテンションのが意識的であるだけ遥かにマシだ。

自分なりに推敲に推敲を重ね、ある程度「こんな文章真夜中にしか書けねぇよな」って気持ちを自覚したうえで「建設的に」殴り書く。良い大人なので、暴言などは吐かない。ただ、その時に抱いたエモーショナルな感情を、できるだけ混じりっけなしに綴る。

そんな時は、非生活時間帯であろうが何だろうが、タイミングなど気にしない。文章でも口頭でも、自分の温度感を大事にしつつ、可能な限り言いたい事に齟齬がないように伝える。

相手にとっては迷惑かもしれないが、そこはこちらも "タイミングを無視して振り回されたおかげで迷惑を被った" という感覚があるから、別段イーブンだと思っている。

 それが良い結果を生むにしろ生まなかったにしろ、伝えなかったことによる後悔をしたくないだけだ。そのための感情カードが今回「怒り」なだけである。

今日はこんなところで。

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