文化的雪かき
note を約半月ほど更新しつつ思う事。
改めて文章をある程度まとめて書くのって難しいなと思う。
昔、村上春樹氏が著作『ダンス・ダンス・ダンス』の中で、フリーの物書きである主人公のセリフを通して
「文章を書く事は "文化的雪かき" だ」
と書いていた事を思い出す。
情報量が多く雑多としている世の中、誰かが整地する役割が必要。
余計な情報や表現が降り積もったまま、そのままでは何を伝えたいのかが分からない事を「雪かき」を通して輪郭を整え、核心を分かりやすくしていくのだ。
僕はまったくもって文章を書くことを生業としてもいないし大層な役割も担ってはいないのだが、この言葉はずっと胸の中に残っている。
こうして今現在残してきた投稿を読み返してみると、やはりノイズの多い文章になっているな、と思う。
気をつけてはいても、書くうちに逆にデコレーションしてしまう表現も多く、これが "味" ならまだしも、かえって雪を埋めてしまいテーマが曖昧になってしまうような事にもなってしまってるな。…などと感じる。
無理なく続けるために、シンプルかつハードルを下げよう。
自分が残して置きたいのは、別にエンタメではない。
そんな事を雨の中思ったので、書き残して置く。
今日はこんなところで。
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