わが子の「あのころ」を思い出す、それぞれの家族のmoi day
突然ですが、これ何だと思います?
これは子供の積み木によく使われるブナ材がカットされた「パーツ」なのですが、ここにある大事なアイテムが加わることで、新たな命を宿すことになります。
それは一体、何か。
正解はこちら。
そう、子供服です。
子供が大きくなって、もう着られなくなった服。小さいお子さんがいらっしゃる方、普段どうされてます?
泣く泣く捨てるか、クローゼットの奥に眠らせておくか、親せきや知り合いに譲るか。最近だったら、フリマアプリで売ってしまうのもひとつの手でしょうか。
それくらいしかなかった「子供服とのお別れ」にひとつ選択肢を加えてくれそうなのが、今回新たに誕生したインテリア雑貨ブランド「moi dai」。モイデイと読みます。
考案されたのは、もともとオーダー家具を制作されている穂並宣綱さん。
現在7歳と2歳のお子さんを育てられている中で、たくさんの思い出がつまった「わが子の服」を捨てられない。かといってリメイクするのは簡単じゃない。
そんな悩みに直面したときに「何か別のかたちにできないか」と着想されたのが事のはじまりだそうです。
方法はかんたん。次の4つのステップを踏むだけ。
たったこれだけで、置き時計や掛け時計、トレーやフラワーベースといった日常的に使えるアイテムに生まれ変わります。いやあ、なんて画期的なんでしょう。
この「moi day」という名前は穂並さんから「ブランド名をつけてほしい」という依頼をいただき、ネームデザイナーとして命名させてもらったもの。
いくつか考えをめぐらす中で、フィンランド語で「やあ!」「こんにちは」とカジュアルな挨拶で使う「moi」に、英語の「day」を組み合わせた造語を提案させてもらいました。
わが子が着ていた洋服の一部が「今日も一日頑張ってね」と語りかけてくれる、幸せな日常を象徴するブランドであってほしい。そんな願いを込めています。
また、「moi」「day」と続けて発音すると日本語の「思い出」に聞こえるため、耳にした家族それぞれの中で温かな記憶がよみがえる、そんなきっかけにしてもらえたらとも思っています。
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わが家にも同じ歳くらいの子供がいて、やっぱり「捨てられない服」というのがあります。
本人がたいそう気に入っちゃって、何度も何度も着まわしていた服。あのとき、あの場面で着ていたことをはっきり思い出せる服。
もう本人は大きくなって着られない、でも捨てるにはしのびない、そんな服がたくさんあります。
そうした「思い出の一部」を別のかたちで身のまわりに残しておけるのは素敵なこと。
私たちハイモジモジも生活の延長線上で「あったらいいな」と感じたものを製品化してきたので、正直このアイデアには「やられた!」と清々しい気持ちでいっぱいです。
今回はネームデザイナーとして「ブランド名をつける」というかたちで関わらせてもらいましたが、個人的にも「moi day」を親せきの子のように応援していきたいと思っています。
現在、先行予約受付中とのことなので、ぜひ公式サイトにアクセスしてみてください。
moi day 公式サイト
https://moiday.jp/
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